短期大学の面接では貴校と貴学どっちを使うのが正解？

短期大学を受験する場合、志望動機や面接において大学側を何と呼んだら良いのか困ってしまうことは多いです。

貴学、貴校など表現の仕方は様々ありますが、一体どれを使うのが正しいのか、正しい使い方を紹介していきます。

短期大学の面接では貴校ではなく貴学を使うのが正解

大学側を表現する言葉の一つに貴学がありますが、これは辞書を引くと大学に対して用いられることが多い言葉と出てくるので、短期大学を受験する際に使用する表現としても正解と言えるでしょう。

話言葉、書き言葉の両方で用いられる言葉ですから、志望動機を書く際の表現としてはもちろん面接時に使う表現としても使えます。

似たような表現で御学という表現の仕方がありますが、これはあまり一般的ではなく特に話言葉としては首を傾げられてしまうことも多いので使わない方が賢明です。

同様に貴大学という表現の仕方もありこれは貴学と同義語と言えますが、実際に使われるのは圧倒的に貴学が多いことから予備知識としてこういう言葉もあると覚えておく程度にしておきましょう。

短期大学を貴校と表現するのは面接では使わない方が賢明

学校を表現する言葉としてよく用いられる貴校という表現ですが、大学に対して用いるのも間違いでは無いものの、一般的には中学校や高校に対して使われる表現であるため、短期大学の受験には用いらない方が賢明と言えます。

学校を表現する言葉としてポピュラーであり伝わりやすくはあるものの、大学に対して貴校と表現するのは少し教養や調べが足りない印象を与えてしまうためプラスにはなりません。

また貴校は書き言葉として使用されはするものの話言葉としては利用されません。

そのため志望動機や面接時の表現を統一するためにも、貴校では無く貴学を用いた方が混乱が無くスムーズとも言えるでしょう。

短期大学の面接では貴校はもちろん御校もバツ

御校という学校を表現する言葉もありますが、これはその学校に所属する人が学校を敬って使う話言葉であるため、短期大学の受験に用いるのは間違いです。

そもそも御校は小中学校、高校などについて利用する言葉でもありますから、間違って面接で使い恥をかくことの無いよう気を付けましょう。

貴学、貴校などとは立場から使い方が誤っていますのでこの点はよく心得ておいてください。

貴学という表現で短期大学の面接に臨もう

短期大学の面接受験においては、貴学を用いるのが正解です。

貴校といった表現を使うのが間違いでは無いものの、他の受験生もどう表現するのが正しいのか調べてくるため貴学を使用するのが当たり前となっているでしょうし、そんな中で一人だけ貴学以外の表現を用いれば面接対策が足りていないと判断されてしまいかねませんからそういった観点からも貴学を使っていくようにしてください。

短期大学の受験において大切なのは学びたいという姿勢や熱意ですが、面接時にどのような言葉を用いてくるかといったことも評価や印象を左右してしまいますのでできる限り正しい選択肢を選んでいくことが大切です。

貴学は書き言葉、話し言葉の両方で統一して使える解りやすい表現でもありますから、覚えていかなければならないことがたくさんある受験において混乱を招くこともなく助けとなってくれるでしょう。

ただ貴学は一般的に短期大学、大学、大学院に対して用いられる言葉で小・中・高校には用いません。

将来的に学校教員などを目指す場合に短期大学受験の癖を引き継ぎ貴学といった表現を使うとこれは間違いになりますから、この点については心得ておきましょう。

面接先を表現するのに用いる言葉はその都度違ってきますから、以前の面接で使っていた言葉をそのまま持ち越してしまうことの無いよう気を付けてください。

人生において面接を受ける際は、その都度用いる言葉について何を使うのが正しいのかをきちんと調べることが必要です。

しっかり下調べをして面接に臨むようにしてください。