短期大学生が大学編入するとどれだけ忙しいのか?キャリアアップへ不安を感じる人へ
短期大学へ入学した人が進む道は、そのまま卒業するだけではありません。
そこから大学編入をして4年制大学へと進むこともできます。
もちろんそう簡単にできることではありませんが、さらに注意したいポイントとして、忙しいという問題があります。
短期大学から大学編入することに興味はあるけど、どれだけ忙しいのか不安だという人は、ぜひ参考にしてみてください。
ケースバイケースなところはありますが、これからの進路を決める上での参考になれば幸いです。
短期大学からの編入は本当に忙しいのか
短期大学からの大学編入は、それほど多いケースではありません。
そのための枠も限られているので、実際に経験がある人は周囲にいない場合がほとんどです。
実際にどのような忙しさなのかが分からない人も多くいます。
まず注意したいことですが、短期大学から大学編入をする場合は確かに忙しいです。
しかし、大学の種類や学部によって違いはあるので注意してください。
途中から勉強していくことになるので、ある程度は追いかける立場になりますが、めまぐるしい日々になるのかどうかは環境によって異なるのです。
それでは、実際にどういう理由で忙しいのかという話になります。
短期大学から大学編入をすると忙しいのはなぜか
大学を卒業するためには単位が必要になります。
自由選択できる科目もありますが、ここでポイントになるのは必修科目です。
これは卒業までに必ず取らないといけないもので、必修単位を取れていないと卒業できずに留年してしまいます。
これではせっかく大学編入したのに、とても残念な状態です。
編入した場合も必修単位は変わらず、卒業までに必ず取らなければなりません。
そのため忙しくなるのです。
スポンサーリンク短期大学から編入する場合、それまでに取った単位が編入先へ算入されます。
これがどれくらいの単位になるのかでも忙しさは変わってきます。
他の学生と同じくらいなら良いのですが、大学や学部によって違いがあり、場合によってはかなり少ない単位になってしまうことがあります。
そうなると、卒業のために必要な単位を取得するために、かなり忙しい日々を送ることになるのです。
ここまでは単位をメインに忙しいことになる理由について触れてきましたが、もうひとつ忘れてはいけない重要なことがあります。
それは、大学編入によって新しい環境へ移行するので、その環境に慣れるための忙しさです。
ある程度慣れてくれば生活にも余裕は出てきますが、新しく覚えなければならないことが多い中で単位の面でも不利なケースが多いため、編入すると忙しいのです。
短期大学から編入する場合は時間を上手く使おう
編入すると忙しいと言っても、それで多くの人が留年するわけではありません。
さすがにそこまで忙しいとなると、システムとして問題があります。
それでも大変なことに変わりはないので、限られた時間をどれだけ有効活用できるのかがポイントになるのです。
短期大学から編入する場合、自分にとってやりたいことが見つかったからという理由が多いです。
それなのに、そのチャンスをふいにしたり、時間を無駄に過ごしたりするのはとてももったいないです。
前もってどれだけの忙しさになるのかを把握していれば、時間の使い方も見えてきます。
その中でどれだけ自分のモチベーションを維持できるのか、勉強と生活を上手く両立させられるのかが大きな課題です。
短期大学で2年、それから4年制大学で2年学べる経験は、本人のやり方次第でその中身も成果も大きく変わります。
これから大学編入を検討している人は、そのことも含めて自分の進路について考えてみてください。
メリットになるところもあればデメリットと言えるところもある選択なので、納得した上で進めるようにしてください。
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