短期大学から4年制大学への指定校編入とは何か?最短距離で大学編入できる方法を解説

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短期大学から4年制大学への編入をすることは、誰でもできるわけではありません。

 

編入資格を持ち、その上で試験を受けて合格する必要があります。

 

この編入方法にもいくつかの種類があり、その中の1つが指定校推薦です。

 

通常の試験よりも条件面では厳しいところはありますが、それ故のメリットもあります。

 

指定校は限られた枠ですが、目指す価値のある制度です。

 

短期大学からの編入をしたいと考えているなら、ぜひこの試験について知っておいてください。

そもそも指定校編入とはどんな入試なのか

通常の大学編入では試験に合格する必要があります。

 

これは、その入試の受験資格を持っているなら在学中の成績などに関係なく受けられるもので、試験での学力が重要視されています。

 

いわば短期大学の卒業している人、もしくは卒業見込みのある人が大学入試を受けるようなものです。

 

試験内容の違いはありますが、それでもしっかりと実力を発揮できなければ合格が難しい試験です。

 

これに対して、指定校推薦での編入試験は、在学中の成績などが重視されています。

 

高校でも同様の推薦があるので、仕組みについては想像つくかもしれません。

 

その短期大学から4年制大学バージョンと考えれば分かりやすいです。

 

短期大学からこの学生なら編入しても問題ないと評価される必要があるので、どのように短大生活を送るのかが大きなポイントになります。

 

この枠をもらえるのかどうかは、それこそ短大入学時点からスタートしているので、途中から意識改革をしても、それまでの素行に問題があると判断されたら推薦をもらえない可能性は高いです。

 

問題があるという書き方をすると素行不良のように見えるかもしれませんが、自分以外にもその枠を狙っている人がいるのですから、少しでも減点要素を避けて、加点されるように意識する必要があるわけです。

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短期大学からの指定校推薦での編入試験はどんな内容なのか

指定校推薦試験は、その大学によって内容が異なります。

 

多くの場合は面接と論文で、それ以外の筆記試験は免除される形です。

 

そして、それらの試験でよほど大きな問題が起きない限り、編入できると考えてよい試験になります。

 

短期大学がこの学生は問題なく推薦できると評価してくれているので、ほとんど編入が確定している枠と考えても差し支えはありません。

 

その最終確認として、面接と論文提出があるのです。

 

これだけ多くのメリットがあるので、指定校枠を狙っている学生も多く、一般編入試験と比べても別な意味で熾烈な競争が行われています。

 

もうひとつ注意したい点としては、この推薦枠は短期大学によって、持っている種類や数が異なることです。

 

入学した短期大学が持っている枠外の大学編入を希望する場合、指定校制度は利用できません。

確実性に欠けるが上手くいけば大幅なショートカットになる指定校推薦

短期大学から4年制大学へ編入する際の指定校推薦は、上手く活用できれば大きなメリットがあります。

 

試験勉強に割く時間が大幅に短くなるので、忙しい短期大学生としてはとても嬉しいものです。

 

しかし、実際に推薦をもらえるのかどうかは確実性に欠けるので、推薦をもらえなかった時のことについても考えておく必要があります。

 

最初から指定校枠をもらう前提で短期大学を決めるのも1つの方法ですが、同じことを考えているライバルはたくさんいます。

 

上手くいけば大幅なショートカットになりますが、そのショートカットを利用できるのかどうかは、短期大学生活をどのように送るのかで変わってきます。

 

もしも指定校推薦が欲しいなら、できるだけ早い段階から短大側へ相談すると良いでしょう。

 

こういうスタートダッシュも評価に繋がることがあるので、限りある時間をしっかり活用できるようにしてください。

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