作文の句読点の使い方
子供の作文で困るのは句読点の使い方です。
多すぎても少なすぎても読みにくいものでしょう。
今回は子供でもわかりやすい句読点のつけ方を勉強します。
参考になさって、お子様の勉強を教える際に役立ててください。
読点は一つの文に1から2つくらい
読点の「、」は多すぎても少なすぎても分が読みにくくなります。
目安としては1文に1から2つくらいにすると良いです。
ただし、長い文であれば3つ入ることもあります。
うまく使えるようになるために、書いたあとは必ず見直すようにしてください。
意味がわかりやすい文であれば、読点が正しく入っているのです。
正しい句読点が入っていないと、語句や文節が見にくいでしょう。
平仮名が続くと読みにくい
子供の作文でありがちなのは、平仮名が多くて読みにくくなっている文です。
ちょうどよいところで読点を入れると読みやすくなるでしょう。
例文でご紹介します。
弟はおかあさんにおてつだいをしたいといいました。
このように平仮名の続く文は読みにくいです。
スポンサーリンク次のようにしましょう。
弟はおかあさんに、おてつだいをしたいといいました。
お母さんやお手伝いが平仮名なので、読点をいれないと意味がわかりにくくなってしまいます。
長い主語には読点をつける
子供の作文で長い主語がある場合、読点があるとすっきりするでしょう。
この点も教えてあげてください。
次の例文を見てみましょう。
もうすぐ卒業する予定の○○さんは中学校の制服とカバンを買うためにデパートへ行きました。
この文は主語が長いために読みにくいです。
読点を使うと次のようになります。
もうすぐ卒業する予定の○○さんは、中学校の制服とカバンを買うためにデパートへ行きたいました。
読むことも考えるとわかるでしょう。
この例のような長い主語は、一息入れて読みたいものです。
時間の経過で区切りの良いところの読点の使い方
時間の経過を表した文の場合は、経過のわかる文節の後に読点を使いましょう。
読点が正しく入った読みやすい文になる使い方です。
例文をご紹介します。
彼は片道40分かけて小学校に通いたくさんの友達と勉強しました。
この文は詰まっている感じに見えて読みにくいです。
次のように、時間の経過を示している部分に読点を入れました。
彼は片道40分かけて小学校に通い、たくさんの友達と勉強しました。
このようにすると見やすいでしょう。
小学校に片道40分をかけて通ったこと、たくさんの友達と勉強したことを読点で分けています。
子供が作文は句読点の使い方を間違えやすいです。
まずは平仮名が続く時や長い主語、時間の経過などを基準にして、正しい読点を使えるようにしたいものです。
その他、子供が困りがちの作文用紙の使い方もご紹介しました。
正しい句読点と作文用紙の使い方で、きちんとした文が書けるように教えてあげましょう。
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