句点、読点を逆に感じてしまう人が実は多い理由とは

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皆さん普段何気なく使っている「、」や「。」という記号。

 

どちらが句点でどちらが読点かと、意味を逆に感じてしまうことはありませんか。

 

今回はそんな間違えやすい、2つの説明と注意点をご紹介いたします。

読点と句点の違いは

簡単に説明すると「、(読点)」は文中に、「。(句点)」は文末に用いる記号のことを指します。

 

「、」は文中に使用し、文章を読みやすくしたり、誤読を防いだりしたりします。

 

特にひらがなや漢字が連続的に並んでいる時や、修飾関係を明確にする時などに使うと、誤読を防ぐことが出来ます。

 

「。」は基本的に文の終わりにつけるものです。

 

文章を長くしてしまうと読みにくくなってしまうので、そんな時に「。」を使用し文章を2つに区切ることで、読みやすくすることが出来ます。

何故逆に感じてしまうのか

実は読点と句点を逆に感じてしまう人は、多く存在しています。もちろん「、」や「。」という記号で表すと間違えることはほとんどありませんが、熟語で表記すると意味を逆に捉えてしまうことが多々あります。それは何故でしょうか。

 

理由は語感からのイメージと、二つを合わせた「句読点」という文字から、文中で先に来るのが句点、後に来るのが読点とイメージしてしまいます。

 

そのため文中で先に来る「、」が句点、最後に来る「。」が読点と捉えてしまうようです。

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使用の際の注意点

「句読点」は意味を逆に感じてしまう他、使い方も大変間違えやすいのが特徴です。

 

例えば読点の打つ位置を間違えてしまうと、文章が全然違う意味合いのものになってしまいます。

 

句点はかぎ括弧や、丸括弧の中の文章には使用しません。

 

またかぎ括弧直前に主語がある場合は、かぎ括弧の外に句点をつけるなどのルールも存在しているため、ただ文章の最後に置くだけでは間違ってしまっている可能性があります。

 

それらを注意して、いかに相手が読みやすい文章を作れるかが鍵になってきます。

読点と句点を正しく使って読みやすい文章を作りましょう

では相手が読みやすい文章とは、どういったものでしょうか。「、」も「。」も、少なすぎても多すぎても読みにくい文章になってしまいます。

 

一文の長さは約50文字前後、文中の「、」は1個から3個が適切と言われています。

 

完成した文章は一度声に出して読み、句読点の数をしっかりと数え、読みにくいと感じてしまうことがないよう気をつけましょう。

 

いかがだったでしょうか。日常的に使っている文章や記号でも、実は意味を逆に感じてしまうことも多くあります。

 

「句点と読点って、どっちがどっちだっけ?」となった時は是非、この記事を参考にしていただければと思います。

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