文章に句読点が多い人の特徴

LINEやTwitter等の文章で、やたらと句読点が多い人を見かけた事はありませんか？

人によって感じ方は異なりますが、あまりに多過ぎると読みづらくて文章が頭に入ってきません。

ここでは、文章に句読点が多い人の特徴や、短い分がもたらす効果について考えてみましょう。

文章に句読点を付ける意味とは、そこで一旦区切られる事になる為、休止符を打つような役割を果たしてくれる事でしょう。

ただし、あまりに句読点が多くなると、少し読んでは止まり、少し読んでは止まりを繰り返す事になり、読むテンポがおかしくなってリズムを崩してしまいます。

小説家やコピーライターが句読点を多用する事がありますが、これは意図的に短い文体にしていますので、1種の手法であり作家の個性とも捉える事ができます。

文章に句読点を人よりも多く入れてしまう人は、せっかち、短気等の特徴があります。

人に送るメッセージを考える時、普通は文章を一気に作成した後に必要な位置へ句読点等を入れて文体を整えていくのが一般的です。

ですがせっかちな人の場合は書いたら書きっぱなしで、見返す事をしない特徴がある為、読みにくい等考えもせずに送信してしまいます。

あるいは、書くのを1回で切りたいという場合にも、句読点が多く細切れのような文章になってしまう事があります。

また、近年はそうした短い文章も増えてきた為慣れてしまったという人も多いです。

文章は話し言葉を反映する事もありますので、現代人がそれだけ短く区切ってゆっくり話すようになっている表れとも言えるでしょう。

短い文章は読みやすい反面、詳しい情報を削ってしまっている為受け手には若干不親切に感じる事もあります。

どう解釈するかが受け手に委ねられる形となり、人によって感じ方が変わってきてしまうのです。

考えがまとまらないうちに文章を書き出してしまう事で、句読点が果てしなく増えるという特徴の方もおられます。

下書きやおおまかな構成を作って文章を作成する人はそうはいませんので、気の向くままに書き込み短文が多い人とも言えます。

LINEやTwitterの文章に句読点が多い人というのは、短気でせっかち、書きっぱなしで終わりたいと思っている等の特徴があります。

あるいは、考えがまとまらないうちに言葉にしてしまっている可能性もあり、結果として読みにくい文章が出来上がってしまうのでしょう。