名詞の後に句点は絶対に必要か?

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普段何気なく文章を書くときに使う句点。みなさん正しく使えていますか。

 

特に文の終わりが名詞だった場合、名詞の後に句点は必要かどうか。

 

他にも使う場面によって特殊なルールはあるのかなど、文章を正しく書くために今回は句点の使い方を説明していきます。

文の終わりが名詞の場合に必要か

文の終わりが名詞だった場合、名詞の後に句点が必要になります。

 

例えば「浜辺に打ちあげられた貝殻。」、名詞である貝殻で文章が終わっています。

 

このような例文のように、名詞の後に文章が続かず一つの文が終わることを体言止めといいます。

 

体言止めの場合でも、句点は使用する必要があります。

 

ただし引用文やごく簡単な文の場合、句読点を省略することも例外的に認められています。

 

詩や俳句・短歌など、もともと付けないものについても不要です。

 

名詞の後だから必ずいるわけではないということですね。

箇条書きの場合は必要か

箇条書きの場合、簡単なものには句読点はつけません。

 

しかし文章の体をなしているものに関しては必要となります。

 

箇条書きでは、いくつか羅列して書かれるので句点を入れると決めた場合は統一することが望ましいです。

 

箇条書きの際には、句点を入れても入れなくてもいいが、書面上統一するということが必要かどうかのポイントになります。

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句点の正しい使い方

他にも正しく使用するためのルールを確認していきましょう。

 

文章の最後にカッコ()を使うときは、カッコの後に句点を使います。

 

例外として参照元・筆者名などを、文章の最後に記載するときはカッコの前に使うこともあります。

 

他にも「!」や「?」の感嘆符や疑問符で文章が終わる場合も必要ありません。

句読点の豆知識

明治以前、句読点は今とは異なった使い方をされていました。

 

句点が読点として使われていたそうです。

 

句読点が現在のような使われ方をするようになったのは、明治時代以降。

 

意外にも歴史はそれほど古くないようです。

 

他にも理系の論文などでは句読点はコンマやピリオドとして現在も使われています。

 

いかがでしたでしょうか。

 

名詞で文章が終わる場合に、名詞の後に句点が必要かどうかを筆頭に句読点の正しい使い方やその例外的な使い方、豆知識をお伝えいたしました。

 

句読点には明確なルールが実は存在しません。

 

それは明治以降に現在のような使い方をされるようになったことも理由の1つなのでしょうか。

 

とにかく文章は読む相手がいて成り立つもの。

 

句読点を正しく使って、読みやすい文章を書くことができるよう心がけましょう。

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