間違えやすい句点と読点の覚え方
日常的に使う句点や読点。
決まり切った使い方のルールがない反面、文章を読みやすくするためには正しく使う必要があります。
さらにはこの二つの意味について間違えた覚え方をしている方が、たくさんいらっしゃるようです。
今回は何故多くの人が間違えて覚えているのか、そしてそんな間違えやすい二つの覚え方や、文章を読みやすくするための正しい使い方についてご紹介いたします。
そもそも句点と読点って何
句点(くてん)とは、文の終わりに置く「。」のことを指します。
そして読点(とうてん)は、文中に置く「、」のことを指しています。
文章を読みやすく、誤読を避けるために使用するものです。
文章を書くにあたって、意味がしっかりと伝わるように、相手が読みやすいように気を付けることはとても大切です。
その大事な役目を担っているのがこの二つになります。
句点の覚え方
「。」を見て、皆さんはどういうイメージを持ちますでしょうか。
文の終わりに置くもの、文章の区切りというイメージが多いかと思います。
句という漢字は、俳句などで「一句」と使われます。
一句とは一つの俳句や文章の一節、または一言という意味を持っており、句という塊を区切るものが句点「。」になります。
句を区切り、次の句に移るための点です。
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続いて「、」を見て、皆さんはどういうイメージをしまでしょうか。
多くの人は「文章の途中にあるもの」だと考えるのではないでしょうか。
「、」は文章を途中で区切り、読みやすくする役目があります。
その名前の通り「読んでいる途中に置く点」です。
文章を読みやすくするために、途中で区切りを入れる点だという覚え方がオススメです。
句読点という言葉に惑わされないで
二つを合わせたものを「句読点(くとうてん)」と言います。
実はこの句読点のせいで、間違えた覚え方をしてしまう方が多くいます。
句読点という文字の並びからからつい、句点と読点という順番で考えてしまうようです。
文章では一文に「、」が先で「。」が最後に必ずでてくるため、「、」は句点「。」は読点という覚え方を導き出してしまうのです。
句読点から二つを連想するときは必ず、意味が「逆」だということを頭に入れておく必要があります。
いかかでしたでしょうか。今回は間違えた覚え方をしがちな句点と読点の正しい使い方や、間違えずに覚える方法についてご紹介しました。
是非この記事を参考に覚え方を実践してみてください。
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