アンケートの回答の質をあげるためには句点の使い方を見直そう

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新作スイーツや化粧品など、利用者の感想を集めるために企業がアンケート調査を行う場合があります。

 

質の良いアンケート結果を得るためには、回答者が質問の意味を理解しやすくするためにも、句点や読点を打つタイミングにも工夫がいります。

 

今回はアンケートの質問に使われる文章の句点の使い方について説明します。

句点とはどういう時に使うものか

句点の正しい使い方について、正確に説明できる人はどのぐらいいますでしょうか。

 

句点とは文章の終わりを示すもので、最後に使われる「。」のことです。

 

小学校の国語の時間に使い方を教わった記憶があるのではないでしょうか。

 

文章を書く際に当たり前のように使用する句点ですが、使い方によって「文章の読みやすさ」や「伝わり方」が変わる可能性があるので注意が必要です。

アンケート調査の目的

企業が行うアンケート調査の目的は、回答者から正しいデータを集めることです。

 

正しいデータを集めるため、回答者に質問の意図をしっかりと伝える必要があります。

 

読み手の解釈によって意味が異なってしまうような質問文は、良い質問文とは言えません。

 

誤解の生まない良い質問文を作るコツは、なるべく文章を短くすることです。

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結論から言うと句点は必要ない

本末転倒な話ですが、アンケートの質問文に句点を使う必要はありません。

 

句点を含むということは、文章が2つ以上になっているということです。

 

2つ以上の文章が続く質問文は回答者に誤解を与える可能性が高くなります。

 

また回答者は自分の時間の一部を使い、アンケートに協力しています。

 

質問文が長い場合、読むことに抵抗を感じ、なるべく早く終わらせたいという気持ちから正確に回答しなくなる可能性もあります。

 

使い方以前に、句点を使うほど長い文章を質問文にすることは避けるべきです。

正しいデータは正しい質問から

どのようなアンケート内容であっても、質問文は重要な要素です。

 

回答欄の選択肢も重要な要素の一つですが、質問文以上に短い文章が求められます。

 

良い質問文と良い選択肢によって構成されたアンケート調査は、集計したデータを活用して企業内で活かすことができます。

 

一方で悪い文章で構成されたアンケート調査は、回答結果に統一性がなくなり、せっかく集計したデータが価値のないものになってしまいます。

 

今回はアンケート調査の句点の使い方について説明しましたが、句点は使う必要はないというのが結論です。

 

いま一度、質問文を読み返して、たくさんの人に正しく伝わる文章なのか確認してみてください。

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