中堅大学も全落ちした!これからどうすればいい?
どの大学に入るかというのは、その人の今後を左右する決定となることがあります。
とはいえ、望めばどの大学にでも行けるというわけではありません。
中には、難関大学はおろか中堅大学にも全落ちしてしまったという人もいるでしょう。
そんな時、とても難しい決定を迫られることになります。
役立つ対処法として、どんな選択肢があり、それぞれにどんなメリットデメリットがあるのかをチェックしましょう。
その上で、自分にとって最も将来に役立つ決定をすることができます。
中堅大学全落ちでも入れる大学
中堅大学全落ちでも、入れる大学が全くないというわけではありません。
地元の私立大学を含めて、ちょっとレベルを下げることになりますが、自分の学力でも合格できる大学を探すことができます。
願書受け付けが遅いところもありますので、ある程度自分の合格ラインが分かった時点で、中堅大学よりもちょっと下の大学を見つけて、そこも受験するように事前の対策をしておきましょう。
その上で、志望校が全落ちしてしまったら、合格している他の大学でも構わないかどうかを考えましょう。
これにはいくつかのメリットがあります。
まず、浪人生活を送らなくても良いという点です。
浪人となると少なくても一年間は時間をロスしてしまいます。
自分で生活費を稼いでいるにせよ、親が援助してくれているにせよ、その浪人生活をしている間の生活費や予備校などの費用が余計にかかってしまいますが、それを使わずに済みます。
さらに、浪人するというのは結構プレッシャーがかかるもので、なんとなく親に迷惑をかけているという気持ちになったり、次も全落ちしてしまったらどうしようという不安がよぎったりします。精神的な負担を減らせるのも一つのメリットです。
スポンサーリンク一方で、志望校より低いレベルの大学に行くことで、本当に自分が望んでいる勉強ができなくなってしまうこともあります。
また、就職に影響が出ることもあります。
企業によっては一定以上の学力を持つ大学でないと、事実上採用が難しいところもあります。
この企業に入りたいという強い希望があるのであれば、その機会を失ってしまうことになります。
浪人してもう一度頑張る
中堅大学も全落ちしてしまったのであれば、浪人するという方法を採るのも一つの解決策です。
大学によっては、他の場所ではできない研究をしていたり、優秀な教授がいたりすることがあります。
その大学にどうしても入りたいのであれば、浪人してでももう一度チャレンジしてみる価値があると思えるかもしれません。
全落ち後浪人するメリットとしては、時間はかかるものの、やはり中堅大学でもやりたい勉強ができますし、中堅大学からワンランク上げることもできる可能性があるでしょう。
また、就職する時も、一浪してそれなりの大学に入った方が、学力の低い大学にストレートで入るよりも有利になることがあります。
一方のデメリットとしては、やはり一年の浪人生活を送るのがつらいという点です。
お金や時間が余計にかかりますし、また落ちてしまうというリスクもあるからです。
専門学校などに入る
中堅大学も他の大学も全落ちしてしまったから、もう勉強ができないわけではありません。
専門学校や短大という道もあります。
中堅大学全落ち確定後も、こうした学校なら入学手続きができることが多いので、勉強を続ける道を選べます。
そして、短大などの場合は、卒業後に中堅大学に編入できるところもあります。
全落ちしたとしても、その後中堅大学に入る手段として有効な方法です。
もちろん、専門学校や短大卒ということになっても、それで学べることは多く、早く社会に出られるというメリットもあります。
大学全落ちしたから終わりと思わず、こうした道も考えてみましょう。
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