浪人して中堅大学に入る人っているの?

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志望大学を受験したものの合格しなかった場合、すべり止めの大学に行くか、浪人してもう一度チャレンジするかという選択を迫られることになります。

 

浪人という選択をした場合、そこから中堅大学に行く人はいるのでしょうか?

 

どちらかというと、有名大学に入れないので、すべり止めとして中堅大学に入るという人の方が多いイメージが先行しがちです。

 

しかし、実際には浪人してから中堅大学に入る人は結構多いのです。

 

どんな状況を経て中堅大学に入学しているのか、いくつかのパターンを見てみましょう。

浪人生活を続けたくないので中堅大学に入った人

旧帝大などの有名大学に入学することが目標で、そこに受からなかったために浪人しているという人はかなり多くいます。

 

しかし、一浪であればまだプレッシャーも少ないですが、二浪や三浪ともなるとなかなか厳しい状況になってしまいます。

 

そのまま浪人生活を送るのか、有名大学を諦めて中堅大学に落ち着くかという決定を迫られます。

 

多くの人は、一浪をするとその次の受験では、志望大学だけでなくワンランク下のすべり止めも受験するようになります。

 

そして、志望校に受からなかったら中堅大学に入るという思いで受験に臨むケースが多いのです。

 

こうして、願い叶わず有名大学に合格しなかった人が、浪人生活を続けることを避けるために中堅大学に入ることが多いのです。

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Fランから浪人して中堅大学に入ってくる人も

上記のパターンとは逆のものもあります。

 

高校時代まであまり勉強に身を入れてこなかったので、中堅大学に入る学力も持てなかった人もいます。

 

こうした学力クラスだと、いわゆるFランと呼ばれる大学が主な入学先です。

 

Fランだと学力にはあまり関わりなく、ほとんどの人が入れるというクラスの大学です。

 

もちろん、偏差値は低いとしても大学によって魅力的な研究や講義を行っているところも多く、実りある大学生活を送れるところとなります。

 

しかし、やはりランクを上げてFランではなく中堅大学に入りたいと思う学生も多くいます。

 

そのため、一年間浪人として本格的に勉強に身を入れて、Fランから中堅大学にランクアップをしようと決めるのです。

 

Fランクラスの偏差値だと、それほど元々の学力が低いわけではないものの、勉強する努力をしなかっただけという学生も多くいます。

 

こうした学生が浪人となってしっかりと勉強をすれば、十分中堅大学を狙えるようになることも珍しくありません。

 

このような努力を一年以上した結果として、浪人後に中堅大学に入ってくるケースも多いのです。

入りたい大学が中堅大学で浪人したという人

大学はその知名度や学力で選べられることが多いですが、やりたい勉強や研究ができる大学や学部があるのであれば、そこを選ぶのがある意味で最も良い選び方と言えます。

 

中堅大学の中には、独自性の強い研究を行っているところも多く、他の大学では学べないことを得られることもあります。

 

そのため、単に偏差値や学力ランクで選ぶのではなく、「この大学に入りたい」」とピンポイントで中堅大学を選ぶ人も少なからずいるのです。

 

そして、受験したものの、力及ばず合格できなかった場合、もう一年頑張って勉強し、またチャレンジしたいと浪人することを選ぶのです。

 

その人にとっては、難関大学や中堅大学という区別ではなく、勉強したいと思うところを選んでいるだけですので、浪人して頑張るモチベーションも高くなります。

 

このように、中堅大学に浪人して入っている人はいろいろ異なる事情と動機で入っています。

 

こうしたケースは全体の中でも結構多いので、中堅大学だからと気にする必要はなく、浪人して受験し直す道も考えてみましょう。

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