中堅私大の合格ラインに達する勉強時間ってどのくらい?

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志望大学に受かるためにはどのくらいの勉強時間をかけたらいいのか?という疑問は、受験生にとってはかなりポピュラーなものです。

 

もちろん、どのくらい勉強するかだけでなく、どのように勉強するかという、質の問題もあります。

 

しかし、勉強時間が長い受験生には学力が高い人も多く、それだけ行きたい大学に行ける可能性は高くなります。

 

特に中堅私大は、努力次第で合格できる受験生が多い層ですので、勉強時間をどのくらいかけるかというのは大事なポイントとなってきます。

中堅私大の合格ラインに入る勉強時間の目安は?

一般に中堅私大と言われる大学は、かなり範囲が広く知名度やそれぞれの偏差値も異なります。

 

平均すると偏差値で50台というところが多く見られます。

 

この基準で考えると、合格ラインに入る生徒たちが費やしている勉強時間は、一日当たり4時間程度というケースが多く見られます。

 

この勉強時間とはあくまでも自習時間、もしくは自宅での勉強時間のことであり、学校で学習する分に関しては別計算となります。

 

一日当たり4時間とすると、4月から本格的に勉強をスタートした場合、受験シーズンまでの一年間で1,200時間程度費やすことになります。

 

一日4時間という勉強時間は、受験生にとってはそれほど大きな負担となるものではありません。

 

学校が終わった後の勉強を一日2時間くらい行い、休日に5時間から6時間程度の勉強をすれば達成することができます。

 

長期にわたって集中力を保ちながら勉強を続けるためには、メリハリの利いた学習計画を立てることも必要ですので、休みの時間も上手に設けることで効率的な学習ができます。

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大学による差が大きいので的をしっかりと絞る

一口に中堅私大と言っても、かなり幅があります。

 

大都市の私大はやはり人気が高く、偏差値が50台の半ばくらいは少なくても必要になることがあります。

 

一方で、地方私大の場合は偏差値50を切ることもあります。

 

どこを志望校とするかによって、求められる学力が変わるので、中堅私大という大枠だけでなく、ある程度対象を狭めていく方が良いでしょう。

 

また、合格に当たって必要となる分野も違ってくることがあります。

 

特に理系に多いですが、受験教科が限定されていて、その分それぞれの教科の問題レベルが高いところもあります。

 

逆に、たくさんの受験教科が設けられているものの、それぞれの教科のレベルは低めということもあります。

 

こうなると、一点集中型の勉強をするか、広く浅く勉強をするかという違いが出てきます。

 

同じ勉強時間でも、どの教科にどれだけの時間を充てるかによって、ターゲットとなる大学が変わってくるのです。

 

せっかくの勉強時間を無駄にしないためにも、できるだけ早い段階で中堅私大の中でも対象を絞った方が良いというのは、こうした理由もあります。

 

広く浅く勉強する必要がある大学なのか、狭く深い勉強した方が良い大学なのかで、ある程度大学の層を分けます。

 

その中で、自分が入りたいと思う大学がどちらに多く含まれているかをチェックしましょう。

 

こうすることで、勉強の方向性を見出すことができるのです。

 

そして、本格的に受験勉強をスタートする前に、大まかな年間の勉強プランを立てていきます。

 

自分の苦手教科や、志望する中堅私大で設定している受験教科とそのレベルを見ます。

 

そして、どの教科にどのくらい重点を置くかを判断するのです。

 

こうして、無駄なく時間を使って勉強を効率よく行えるようになります。

 

中堅私大は、大学や学部によってかなりレベルや問題の傾向も異なります。

 

ある程度基礎的な学力が着いてきたら、徐々にそれぞれの大学の傾向に合わせた特化型の学習をしていくことで、志望校の合格率を上げられます。

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