若手社員の遅刻がやまない!どうやって指導したらいい?

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若手社員の指導は時にうまくいかず、何度言っても理解してもらえなかったり改善してくれなかったりすることもあります。

 

たとえば、遅刻の常習犯への指導には苦労することがあるかもしれません。

 

遅刻する度に注意して、その都度反省しているようでも、完全に収まることはなく度々遅刻を繰り返してしまうのです。

 

こうなると、何を言っても無駄かと思えてきてしまって、指導する難しさばかりを感じてしまうこともあるようです。

 

そんな時、どのように若手社員に指導したら良いかを考えて、打開策を見つけましょう。

若手社員の遅刻には毅然とした態度を保つ

遅刻をする理由にはいろいろなものがありますが、常習的に遅れてくるとなると、やはり本人の心がけが欠けていることは否定できません。

 

そのため、遅刻してきた時には、上司や先輩社員として毅然とした態度を保つようにしましょう。

 

なあなあで済ませようとする態度を取ってしまったり、別に気にしていないという感じで接すると、若手社員は遅刻してきても大丈夫だという意識を自然と持ってしまうようになります。

 

もちろん、電車の遅延や悪天候など、不可抗力で遅れてしまった場合は厳しくする必要はありませんが、特に遅れる正当な理由がないのに繰り返しているのであれば、それは駄目ということを態度でも示す必要があるのです。

 

といっても、毅然とするというのは頭ごなしに皆の前で叱ったり嫌味を言ったりすることとは違います。

 

感情的になるのではなく、明確にそれがいけないということを指導するための態度を示すということです。

 

遅れてきたら、どうして遅刻したのかを尋ねて、遅れないためにはどうすべきだったのかを考えさせます。

 

その上で、遅刻は駄目であることをはっきりと口頭で伝えるようにします。

 

一貫した態度を示し続けることで、徐々に解消していくこともあります。

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遅れる理由と解決策をはっきりさせる

若手社員の中には、遅刻するのがいけないとちゃんと分かっているものの、生活習慣があまり良くない、自分の行動をうまく管理できないために時間にルーズになっている人もいます。

 

その対策として、しっかりと時間を取って話し合い、どうしていつも時間を守れないのかを明らかにします。

 

寝坊してしまうのか、そうであれば起きられない原因がどこにあるのかを考えさせます。

 

夜中までゲームをしていたり、遅くまで飲んでいたりすることが原因かもしれません。

 

自分でも根本的な原因が分かっていないケースも多いので、生活習慣を一度振り返らせて、その悪習を改善するように助けます。

 

これは、上司が一方的に言うのではなく、若手社員に自分のことを話させ、理由を突き詰めて考えさせることによって効果が高まります。

 

自分で結論に達することでよく理解できますし、具体的に改善する動機付けを得られるからです。

定時に出社するメリットなどを理解させる

具体的な解決策を知るよう助けると共に、若手社員にモチベーションを持たせることも大事です。

 

まず、遅刻したらどんなデメリットがあるのかを分かってもらえるようしましょう。

 

その若手社員への評価が下がることや、給料が減るなどの分かりやすい点を示すことができます。

 

また、周りの仲間の業務に影響してくることや、場合によってはお客様に迷惑をかけてしまうことにもなるということを理解してもらうようにします。

 

同時に、定時に出社するメリットも強調しましょう。

 

誠実で約束を守る信頼できる若手社員だと見てもらえるようになり、責任をゆだねたくなるということを話せるでしょう。

 

また、自分自身も嫌な思いをしなくて済み、さわやかな気持で仕事を始められるようになります。

 

遅刻することのマイナス面と一緒に、時間を守ることもメリットも強調して、両面からモチベーションを高められるように指導することがカギです。

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