バスの席次のマナーと注意点

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大型バスを貸し切って社員旅行へとなったとき、頭を悩ませるのが席次でしょう。

 

バスにも上座等、席次を決める際のマナーがあるのをご存じですか?

バスの上座はどこ?

ビジネスマナーのひとつとして心得ておきたいものに「上座」「下座」というのがあります。

 

立場が上の人が上座に座るという考え方です。

 

自動車に乗車するときに上座、下座を気を付ける話はよく知られていますが、バスにも上座、下座があります。

 

なんとなくバスは一番後部の座席が上座のように思われがちですが、バスの場合、運転席のすぐ後ろの席が上座となります。

 

なぜ運転席のすぐ後ろの席が上座とされるのかは、その席が一番よく外の景色を見ることができるためです。

 

また、窓側、通路側であれば、窓側の方がより上座になります。

バスの席次を決めるときのマナー

社員旅行で上司と共に貸し切りバスに乗車となる場合、幹事さんは上座はどの席になるのかを把握し、しっかりバスの席次マナーは知っておきたいですね。

 

しかし、バスの場合、乗用車のように、立場が上の人の乗車位置を把握している人は少ない傾向にあります。

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後部座席を好む人、前の方の座席を好む人、窓側、通路側を好むなど人それぞれ好みがある場合もあります。

 

マナー的には、バスの席次を決める際は、立場が上の人から順に前方の席をおすすめするというのが良いでしょう。

席次の決め方

では、実際、幹事になったらどうやって席次を決めたらいいの?となります。

 

1.上座に上司の席を準備する
マナー通り上座に上司の席を準備し、事前にバスの上座の位置を上司に説明し、認識を同じにしておくことで当日のトラブルを予防することができるでしょう。

 

2.好みの座席位置を聞いておく
事前に上司に好みの位置を確認しておき、座席を決めていく方法もよいですね。

 

この場合、あの席が良かった、ここは嫌だなどの不満の発生を避けることができます。

 

また、乗り物酔いを起こしやすい人はバスの中央部分の座席が一番揺れが少なく、比較的酔いにくいと言われています。

 

乗り物酔いを起こしやすいから揺れの少ない座席が良いなどの要望も確認することができます。

まとめ

バスの席次にも上座、下座があり、運転手のすぐ後ろの席が上座となります。

 

マナー的には、立場が上の人から前方の席にお座りいただくのが良いですが、バスの場合、上座を認識している人も多くなく、席次を決める際は、事前に上司に好みの席を確認する、前任の幹事に慣例を聞くなど、臨機応変に対応して席次を決めていくのがよいでしょう。

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