肩書きなしは失礼?席次表で記載しておきたいこと
結婚式の準備で悩みがちなものの1つに、「招待客の肩書きを席次表の記載はありかなしか」というものがあります。
シンプルなようでいて案外頭を使う項目です。
肩書きの役割は?人間関係の把握に便利
「席次表で肩書きなしにするのは失礼かも」と思う新郎新婦は、目上の人を招待する立場にあることが多いようです。
確かに恩師や会社の上司が出席してくれるとなると、失礼な真似をしたくないものです。
席次表に記載される肩書きの役割は、「新郎新婦とどのような関係であるか」を招待客に知らせることです。
事前に人間関係を把握できていれば、招待客同士での挨拶や歓談がしやすくなります。
同じテーブルに初対面の招待客同士が配置されることもありますし、その時に相手の立場が分かっていればスムーズな会話の糸口を掴みやすくなるでしょう。
いわば席次表の肩書きは場を円滑にする効果を持っているのです。
失礼にあたらない!入れる・入れないは新郎新婦の自由!
実は「必ず入れなければならない」というものでもないのです。
もし肩書きなしでも失礼にはあたりません。
スポンサーリンク中には、「招待客が多すぎて肩書きを入れるスペースがない」「新郎新婦両家で招待客の人数に差があるからなしにしたい」「肩書きを気にしない席にしたい」など、それぞれの事情から記載しないケースも増えているのです。
「会社の人から失礼だと思われたくないから入れておきたい」という、予防的な理由で記載するのももちろん正しい選択です。
結婚式の準備段階で新郎新婦が話し合い、記載の有無について決めると良いでしょう。
肩書きをなしにする代わりに一言コメントを入れるケースも
最近では、本来肩書きを記載していた部分に新郎新婦から一言コメントを書くことも増えています。
コメントの内容を見れば、招待客と新郎新婦の関係が分かりやすいメリットもあるため、従来の席次表の肩書き部分を説明する役割が果たせます。
また、会場で会うだけでは分からないその人の優しさや良い点など、コメントから察することもできます。
もし同じテーブルになったとき、初対面でも会話のハードルを下げることができるでしょう。
入れるコメントはあくまでその人への感謝や親しみを表すものにすると良いでしょう。
自分に向けられたコメントがプラスの内容なら嬉しくなり、素直にお祝いしたくなるものです。
おめでたいイベントの招待状なのですから、手にした人があたたかい気持ちになるものが適しています。
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