結婚式にパートさんを招くなら?気になる席次表の肩書きについて
結婚式に職場の人を招待するのは珍しくないのですが、席次表の肩書きについて迷ってしまうときがあります。
特に正規雇用、非正規雇用が混ざっている職場ではよくある問題です。
パートは一律「同僚」で問題なし!気になるときには少し変えよう
結婚式の準備が進むにつれ、席次表の肩書きが難問であることが分かってきます。
同じ職場の同僚だとしても、社会的な立場で書き方が変わるのは当然です。
上司なら役職を、先輩なら先輩と、後輩なら同僚と書くことが一般的です。
ただ、パートは就労形態が異なります。
正規雇用者とは違うため、正式な先輩や同僚とは見なされない立場であることがほとんどです。
どれほど年上の人であったり仕事でお世話になった人でも、社会的な立場としてそういった区別があると割り切るべきでしょう。
かといって「新郎(新婦)・職場パート」などと書くのも気が引けます。
そんなときに適した書き方は、「新郎・職場同僚」です。
この書き方なら周囲の人は「同じ職場なのだな」と理解できますし、結婚式の招待客の中にお世話になっているパートさんがいても失礼にあたりません。
スポンサーリンク新郎新婦の立場は?正社員かどうかでまた変わる
新郎新婦の就労形態によっては、肩書きの書き方がまた少し変わってきます。
もしも正社員なら前述の書き方で問題ありませんが、同じくパートであれば違う書き方をしたほうが良いでしょう。
新郎、または新婦がパートとして勤めている職場の人たちなら、「新郎(新婦)・職場先輩」という書き方ができます。
先輩を結婚式にお招きするのならこちらのほうが無難です。
パート先の後輩を招待したのであれば「新郎・職場友人」が適しています。
招いた側が「後輩」という言葉を使うのは不適切だという見方があるため、基本マナーとして席次表では「同僚」が望ましいとされています。
どう書いても角が立ちそう…そんなときはいっそ書かない選択を
正社員とパートが入り交じっている職場では、席次表の肩書きの問題がより複雑になりがちです。
結婚式に招待したのはいいけれど、今後の人間関係を考えると迂闊に書けない…という悩みがあるのなら、いっそ席次表から肩書きを消してしまうのも賢い方法です。
今の時代は無理に肩書きを書く必要がない流れができているため、書かないという選択をする新郎新婦も数多くいます。
招待客はすべて「様」で統一し、フラットな席次表を作るのも良いでしょう。
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