寄付と寄附・・・公用用にはどっちが正しい?その使い分け
寄附と寄付、よく見る言葉だけれど、どっちをどんな時に使い分けすればいいのか?わからないという人の方が多いです。
公用文でこの言葉を利用する時、どっちを利用するのが正しいのか?ここではっきりさせておきましょう。
寄付と寄附、使い分けについて
行政のホームページなどを見ると、寄附という文字が利用されている事が多く、しかし中には寄付と表記されている事もあります。
ユニセフなども寄付という文字が利用されており、意味は両方ともに公共事業、社寺などに金銭や物品を贈ることと書かれているのです。
どの時点を見ても、漢字一文字ずつの意味を調べてもほぼ同じ、意味に違いがありません。
こうなると余計に寄付、寄附の使い分けをどう行えばいいのか、どんな時にどっちを利用すべきなのか?迷います。
一般的な利用は寄付が多く公用文では寄附が多い
新聞や雑誌などに掲載されている文字を見ると、寄付という文字が多く、公用文を見ると寄附という文字が多く利用されています。
つまりどっちを利用するか?というと、一般的には寄付、公用文としては寄附が多いということになるのです。
ただし意味的に同じなのでどっちを利用してもよく、使い分けを考える必要もないといえます。
多くは・・・ということで公用文は寄附、一般は寄付、特に使い分けしなくてもいいのだと覚えておけばいいでしょう。
スポンサーリンクユニセフ等は公用文ではないのか?どっちを利用する?
ユニセフなどの場合、利用している文字は「寄附」ではありません。
一見公用文を利用するのでは?と思う世界的に有名な協会ですが、一般に広く寄付を求めているため寄附を利用しないといわれています。
公用分として利用するように寄附を利用する方があっているように感じますが、この文字を読む人が一般的文書として読むのか、また公用文として読むのか、その違いによって使い分けされているというわけです。
確かに私たちからすると寄付の方がなじみ深いと思います。
しかしどっちで表記しても意味は同じ、どっちでもよしということです。
付属と附属も同じような扱い
寄附と寄付、これと同じように主に公用文と一般で使い分けさえている言葉があるのです。
「付属」と「附属」です。
こちらも、どっちも同じ意味があり、使い分けとしては公用文や法令などでは附属が利用されることが多く、新聞、雑誌などの一般的表記では付属が利用されることが多い言葉となっています。
それぞれの単漢字の意味に関してもほぼ同じ意味です。
一般では付属の方が多く利用されるようになっているが、法令等には附属という表記が多いことから、両者ともに残したとされています。
同じ意味を持つ言葉でも表記が違うと、何か意味を持って使い分けしているのでは?と思うこともあります。
しかし、よく調べてみると意味は同じで、利用する場面、文書によって違いがあるということです。
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