寄付に関する手紙を書く場合の丁寧語、謙譲語といった敬語の使い方
寄付を頂いたお礼、寄付おお願いする手紙などを書く場合、敬語をうまく使いましょう。
丁寧語、謙譲語が混同してしまうことがあります。
その辺りをどうすれば良いのか、考えてみましょう。
敬語とは
敬語は「丁寧語」「尊敬語」「謙譲語」といった3種類の言葉です。
その使い方はかなり難しいので、大人でも混同してしまいます。
しかし、寄付のお礼やお願いの手紙を書く際には気を付けて使わなければいけません。
その中でも丁寧語、謙譲語は一緒になってしまいがちなので、使い方にはかなり気を付けたいものです。
丁寧語とは
丁寧語は、丁寧な言葉づかいのことです。
相手に敬意を示す言い方で、言葉の語尾に「です」「ます」「ございます」を使います。
例文を出してみます。
「ご支援をありがとうございます。」、「ご寄付をお願いします。」などです。
謙譲語とは
謙譲語はかなり難しいです。
自分や自分の身内、ビジネスシーンでは同じ部署の人などを低めて相手を敬うというへりくだった言い方になります。
例を挙げてみましょう。
「利用させて頂きます。」、「心ばかりの品を贈呈させて頂きます。」などです。
スポンサーリンク敬語に気を付けて寄付を依頼する手紙を書こう
では、こういった丁寧語、謙譲語といった敬語に気を付けて寄付に関する手紙を書くポイントですが、まずは感謝の気持ちを丁寧な言葉で伝える事です。
たとえば、部活に寄付を頂いた相手には「○○様からのご寄付は、日頃の練習に使うボールを買うのに、使わせて頂きました。いつもお気遣いを頂き、本当にありがとうございます。」というような丁寧語で始めます。
また、特に寄付を頂いていない相手ならば「平素より、私共の活動をお見守りいただき、ありがとうございます。」と言った丁寧語で始めると良いでしょう。
そして、「ご寄付ください。」と丁寧語でお願いするのです。
ここを「ご支援ください。」というニュアンスにしない方が良いでしょう。
相手にうまく伝わりません。
さらに具体的に一口○○円以上お願いしたい事やその理由、頂いたお金の使い道を具体的に短い言葉で書きます。
ここで、謙譲語が生きるのです。
たとえば、「グラウンド整備に使わせて頂きます。」という様な表現で、具体的に書くと相手も納得してくれます。
敬語をうまく使って、寄付のお願いの手紙を書けるようにしましょう。
特に、丁寧語や謙譲語は混同しますので、慎重に使うと良いです。
丁寧語は相手に敬意を表し、謙譲語はへりくだって相手を敬いますので、間違えないようにしましょう。
このように心を込めた丁寧な敬語を使った依頼文でしたら、もらった人は嫌な気持ちにはなりませんし、むしろ協力したいという気持ちになってくれます。
このように、敬語は大事な言葉です。
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