アパートの玄関ドアの平均的な高さと横幅についてと、よくある引っ越しトラブルとは

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アパートに入居してから慣れるまでの間、違う部屋に間違えて入りそうになったという経験はありませんか?

 

それもそのはず、アパートで採用されているドアの高さや横幅は大抵同じくらいとなっているからです。

 

うっかり間違えそうになったというだけなら笑い話で済みますが、実は、このドアの高さや横幅が、引っ越し時に思わぬトラブルを引き起こすケースもあるので注意が必要です。

アパートの玄関ドアの高さや横幅の平均サイズは?

アパートで一般的な片開きのドアの平均的な高さは191.2〜200cm、横幅78.0〜87.5cmです。

 

築年数が古い物件の場合、ドアの高さが低いと感じたことがあるかもしれません。

 

昔の日本人は身長が現在よりも低かったため、高さが180cmの玄関ドアを採用している所が普通でした。

 

しかし現在は180cmを超える身長の人は多くいます。

 

女性でも170cmを超える人も沢山いますから、180cmの高さだと頭をかがめなければ室内に入ることが出来ません。

 

そのため現在ではアパートではドアの高さが200cm近くのものを採用していますし、一般的なご家庭のドアであれば、200cmを超える高さのものも採用しています。

アパートの玄関ドアの高さや横幅が小さいと困ること

アパートのドアの高さや横幅が小さいと、引っ越しで荷物を搬入する時に困ってしまいます。

 

きちんと高さと横幅を計測したつもりでも内枠があり、実際に入ることが出来るスペースは外枠よりも小さいからです。

 

ドアの内枠は気密性を保ったり、ストッパーの役割があったりするので、大変重要です。

 

外枠のみ測っていても内枠を考慮しなければ、家具などの荷物が入らないというトラブルが起こってしまいます。

 

最近は引っ越し業者のテクニックが向上しており、例えば冷蔵庫などでも持ち方を変えることによって、なんとか傷をつけずに室内に入れることができています。

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しかし、そもそも冷蔵庫の横幅が大きければ、室内に入れることは断念せざるをえません。

 

もし冷蔵庫などの家具や家電が大きすぎて入らない場合は、日を改めて「吊し上げ」と言う方法で、窓から荷物を入れることになります。

 

日を改めるので日数がかかりますし、1〜3万円の費用がかかってしまいます。

 

吊し上げの場合も、家具や家電が入る大きいサイズの窓でなくてはなりません。

 

やはりこのような事態を招かないためにも、ドアのサイズをきちんと測っておいて、室内に入れることができるサイズの家具や家電を購入することをおすすめします。

 

玄関の場合は外枠の高さだけでなく内枠の高さや横幅も測っておきましょう。

 

それから室内に荷物を運んでいくのに、室内のドアも通らなければならない場合はその高さや横幅も測っておきましょう。

部品を取り外してアパートへ荷物を搬入?

家電の場合、取手などの部品を取り除けば、ギリギリ玄関から入れることが出来そうということがあるでしょう。

 

実際にネットの口コミを見てみると、冷蔵庫のドア部分を取り除いて玄関から冷蔵庫を入れたという話も掲載されています。

 

確かに一応は冷蔵庫を入れることが出来たかもしれませんが、故障の原因となるかもしれないので、電気業者でない人が安易にドアなどの部品を取り除いてしまうのは大変危険です。

 

安全面を考慮して家電の分解は止めておきましょう。

引っ越し前にドアの寸法はチェックしておこう!

アパートへの引っ越しが決まったら、ドアをはじめアパートの室内で荷物を運ぶ経路のドアの寸法をきちんと測っておきましょう。

 

内枠がある場合は、きちんと内枠も測っておいてください。

 

そうしなければ荷物を吊し上げしなければならなかったり、そもそも搬入ができなかったりして大きな追加費用が発生するからです。

 

きちんと計測をしておいて、室内に搬入することができる家具や家電を揃えて、アパートでの新生活をスムーズにスタートしてください!

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