新卒の内は休職できないとは本当なのか

不慮の事故や病気や怪我、休職が必要になるパターンは様々です。

通常は6ヵ月から、雇用期間によって変わって来るものですが、新卒の場合はどうなるのでしょうか。

自分の会社は新卒は休職できないと聞いた、本当かどうか解らないと思います。

今回は休職できない状況も含めてご説明していきたいと思います。

ではまず休職とはどういったものなのでしょうか。

休職とは労働者が何らかの都合で業務ができない状況になってしまった際、会社が雇用契約を持った状態のまま、業務を免除する事を言います。

法律で定められているものではないので、会社が独自に取り入れています。

当然この制度が無い会社も存在します。

制度はあるが、新卒は休職できないと言われてしまった、本当かどうか解らないという方も多いかと思います。

ですが、もちろんこちらは適応されます。

新卒だったとしても、しっかりと病院で診断書を書いてもらい、必要な手続きを踏む事で可能となっています。

新卒だらかといった理由では、休職できないというわけではありません。

期間としては3か月程度取ることが可能です。

新卒でも休職できないというわけではありませんが、それではその後の復職はいかがでしょうか。

休職の内容にもよるかと思いますが、うつ病などの周囲の環境が原因だった場合は、遅れてしまった分を取り戻せない等で再度精神的に追い込まれてしまい、休職を繰り返す可能性があります。

また、場合によってはそのまま退職にまで追いやられてしまう事もあるようです。

会社として復職ができないというよりは、当事者が復職し辛くなってしまう事が多い様子です。

自分は会社に必要といわれても、本当かどうか解らないと葛藤してしまう方も多い様子です。

新卒となると仕事で覚える事は多くあります。

そのため、3か月程度の休職となると、周囲との差が大きく開いてしまいます。

復職後、自身だけではなく、周囲も気まずい空気になってしまう場合もあります。

勿論、せっかく入社した会社です。

遅れが発生したとしてもその会社でやりたい事や、進んで行きたい道だってある筈です。

そうした場合は転職まで考えず、しっかり回復する事を考えた方が自身の為になります。

ですが、もしその休職の理由が周りの環境に馴染めずに患ったうつ病などであれば、転職も視野に入れてしっかり療養をした方が、ご自身のためにもなります。

新卒が休職できない事については、本当かどうかで言ったらそうではありません。

ですが、復職後のリスクや、その後休職を繰り返す、長続きしないなどを考えると、できないというよりあまりお勧めできないのだと思われます。

会社によっては新卒が休職なんてといった空気を出す様な雰囲気もあるかも知れません。

自身がしっかり回復し、今後の自身の為に必要なのかどうかは、正しい判断は必要になっていきます。