復職時の菓子折りのお値段は

長い休職期間の後、心身共にしっかりと療養出来、あとは復職するという所まで来ました。

自身が空けてしまった仕事の穴をフォローしてくれたスタッフや上司に菓子折りを持参したいと思いますが、その値段の相場というのは一体どの程度なのでしょうか。

また、どういった菓子折りが適切なのでしょうか。

値段の相場と適した菓子折りについてご説明して行きたいと思います。

復職の際に菓子折りを持参する一番の理由は感謝です。

自身が居ない間のフォローや、今まで通り動けない復職直後のフォローに対しての感謝とお詫びに対して贈ります。

あまりにも高価になってしまうとかえって相手に気を使わせてしまいますし、安すぎてもお礼にはなりません。

概ね2000円から3000円程度の値段が相場とされています。

人数にもよるので、数名程度であれば1000円程度の小さな菓子折りでも失礼になるわけではありません。

また、個別で自身のフォローを直にしていた方だったり、上司に個別に渡すのであれば、一人あたり500円以内程度が適切な金額です。

続いては選ぶお菓子についてです。

値段の相場内だからといって、大きなホールケーキや切り分けが必要なものだと、受け取る側にも手間が増えてしまいます。

喜んでくれる人もいるかもしれませんが、かなり人を選びます。

こういった復職などの際に選ぶ菓子折りとしては、しっかりと個別で包装されている物が良いでしょう。

また、好みが分かれてしまう様な珍しいものは避け、クッキーやチョコレート、ミニケーキなど無難な物であれば好き嫌いは少なく済みます。

個別で渡す場合も同様です。

相手の方にアレルギーや好き嫌いがあり、先にわかるのであればそれに合わせて選ぶのも良いでしょう。

復職時の菓子折りの相場について沢山悩む方も多いかと思います。

ですが、一番大切なのは、なぜ菓子折りを持って行くかという事です。

自身が居ない間に協力してくれたスタッフ、制度をしっかり活用して十分な療養をするために手配してくれた上司、復職後もフォローしてくれる同僚、そうした方々への感謝の気持ちが根本にある筈です。

確かに形のあるお菓子を持っていくのも大切ですが、ありがとうという自身の気持ちをしっかり伝える事が一番重要です。

しっかりとした挨拶とともに、気持ちも伝えて行きましょう。

復職するとなると、数か月振りに会社の人に会う事になるかと思います。

しっかりと挨拶をするにしても、どうしたら失礼にならないのか、どうしたら感謝の気持ちや誠意を伝えられるのか不安を抱くかと思います。

仕事中の息抜きに少し良いお菓子は癒される人も多いです。

相手を思って選んだお菓子と、自身の気持ちをしっかりもって、先ずはしっかりと挨拶をしましょう。