社会人が大学院へ進学する際は休職がいいのか退職がいいのか?

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社会人であっても、大学院へ進むことはできます。

 

専門的な知識を得るためにこのような進学の道を考えている社会人は意外と多いのです。

 

一般的には休職するか退職して進学ということになりますが、その場合それぞれにどのような問題があるのでしょう。

社会人になった後の進学

大学を卒業して社会人となった後、やはりもう一度しっかりと勉強をやり直してみたいと思っている人は少なからずいるものです。

 

社会人でありながら大学院への進学を考えている、という人にとってこの悩みは色々な問題と直面するということでもあります。

 

どのみち今の職場を辞めようと決めているのであれば、きっぱりと進学ということにもなりますが、そうでない場合は今まで築いてきたキャリアを放棄することにもなりかねません。

 

またそれ以外にも経済的な問題も重なってきます。

 

では、こういったケースでの最善の方法とはどういったものなのでしょう。

休職扱いでの進学という方法

ほとんどの人は社会に出た後、学生時代にもう少し勉強しておけばよかったと後悔します。

 

もちろん、社会人になっても進学の道はあります。

 

では、どういった方法で再び勉学への道を進めばいいのでしょう。

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まず考えられるのが、休職です。

 

この場合、会社に籍を置いていながら学校へ通うということになります。

 

その際、ほとんどの企業では給与の支払いは発生しません。

 

それにもかかわらず社会保険は継続されますし、住民税の支払いもあり経済的にかなりの負担がのしかかってくるのです。

 

そして復職後も、休職前と同じように働ける環境にあるとは限りません。

 

ただ、大学院で学んだ専門的な知識は復職後のキャリア形成にかなり役立つと思われます。

退職して学生に専念する方法

もう一つの方法として退職というものがあります。

 

大学院への進学を決め、そして今現在の職場を辞めてしまうというものです。

 

このケースでは、社会的な身分としては完全に学生となってしまいます。

 

これが意味するものは、無収入になるということです。

 

社会人から学生になった場合、前年に収入があるため住民税を支払うことになりますし、国民健康保険への切り替えもあり、やはり出費がかさみます。

 

ここに学費も加わりますので、退職する場合はかなりの蓄えが必要と考えたほうがいいでしょう。

 

休職するにせよ退職するにせよ、経済的な負担はかなり大きくなります。

 

大学院へ進むためには社会人時代にしっかりと貯金をして、備えておく必要があるのです。

 

また復職や再就職の問題も残されています。

 

それなりの覚悟を持って事に当たってください。

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