修士課程の学生は特に履歴書の学歴欄の書き忘れに気を付けよう

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修士課程後に就職を考えている学生は、ただでさえ忙しい毎日の中で企業研究を行い、エントリーシートの記入や履歴書の作成をしなければなりません。

 

忙しければ忙しいほど注意力も散漫になり、大切な履歴書へ書き忘れなどのミスをしてしまうリスクは高まります。

 

特に修士課程に在籍する学生が研究職に応募する際は、修士以上の学位という基準を満たしていないという誤解により選考対象から外されてしまう可能性がある事から特に注意が必要です。

 

そこで、修士課程の学生が就活準備のためにどういうミスに気を付ければよいか、ミスをしてしまった事に気付いたらどうすればよいか、そしてそもそもどのようにミスを防ぐことができるかについて説明します。

履歴書で書き忘れをするとどうなるか?

履歴書でしがちなミスは誤字脱字、規定の書式指示の見落とし、記入すべき情報の書き忘れなどが考えられます。

 

いずれも事務能力の低さやケアレスミスをするタイプである事、または社会人としてのマナーや思慮の欠如などという判断につながり、選考に当たってはマイナスイメージにしかなりません。

 

前者の2つに関してはそれでも情報としては伝わるので人事担当者の厚意次第では不問にされる恩恵に与れるかもしれませんが、履歴書の書き忘れは必要な情報を伝えられないという点で致命的です。

 

特に修士課程の学生は、履歴書の学歴欄の書き忘れに気を付けないと、せっかくの修士課程2年間の成果を十二分にアピールしきれないまま、本来なら採用されたかもしれない機会を逃す事にもつながります。

 

特に企業の研究職は採用条件に修士以上の設定がある事が多いので、書き忘れにより資格がないと判断されてしまっては元も子もありません。

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履歴書の記入ミスを防ぐチェックリストを作成する

履歴書への記入を行う際に間違えやすい、または書き忘れをしやすい項目をチェックリストにして、毎回応募する際に一つずつチェックを入れて確認する手順を徹底すれば、同じ間違い記入や書き忘れを防ぐ事はできるでしょう。

 

まずは学歴欄の一番上に「履歴」と書く事が日本の履歴書記入時のマナーなので、これを忘れないようにしましょう。

 

理由は後で別途「職歴」も記入し、はっきり分ける必要があるからです。

 

そして学歴はいつから書けばいいかと迷う人もいるかもしれませんので、一般的に新卒の場合は中学校卒から書き始めるようにしましょう。

 

また学校の名前は通称などに略さずに、正式名称で記入しましょう。

 

そして修士課程の学生は現在の学歴欄に卒業見込みと記入し、最後に「以上」の文字も記入します。

 

このチェックリストを定番とし、毎回必ず一つずつチェックすれば書き忘れは大幅に削減できるはずです。

 

一番大切な今現在在学中である修士課程の学歴を書き忘れないように気を付けましょう。

書き忘れをしてしまった場合

それでも人間ですから、履歴書への書き忘れも可能性をゼロにする事は難しいのかもしれません。

 

ではその際に備えて、もし書き忘れた場合の対応の仕方についても準備しておきましょう。

 

企業の人事担当者にもいろいろなタイプがいますので、いい人に当たる運だけに任せる事はできません。

 

リカバリーするために出来る事は全部しましょう。

 

担当者がどんなタイプであっても、まずは素直にこちらの誤りを認めて誠意をもって謝罪し、改めて修士課程の学歴も加筆修正した履歴書を送らせてほしいと連絡し許可を得た上で再送しなければなりません。

 

いくら修士課程が忙しくても手を抜かずに誠心誠意をもって対応しましょう。

 

こちらが誠実な人間である事を評価してくれて、単純に不備の有る履歴書によって書類選考で落とされるピンチから復活させてくれる企業もあるはずです。

 

もちろん修士課程卒である事も大切な資格ですが、それ以上に必要な事は誠実である事と対応が迅速である事、どうしてもその企業に入社したいという熱意を示す事にあります。

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