修士課程の履歴書って難しい!入学進学どっちを使う?

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履歴書は、大学院生がアルバイトの応募をする際に必要になる他、就活の際にも必要になりますし、その他さまざまなシーンで必要になる書類です。

 

大学院生なら、履歴書の書き方も正しくスマートに記入したいもの。

 

大学院へ進学した事実を履歴書に記入する際には、入学進学どちらを記入するのが正解なのでしょうか?

修士課程で悩む人は意外と多い

履歴書に記入する修士課程の学歴は、入学進学のどちらを使えばよいのかという点で迷う人は多いですし、修了時にも、卒業なのか修了なのか、どちらを使えばよいか分からないという人はたくさんいます。

 

入学進学、どちらを使うのが正解かを知るためには、入学進学それぞれの定義を理解すると、分かりやすいです。

 

まず「入学」の定義は、学校で提供されている過程をスタートする事です。

 

一方で「進学」の定義は、「学業の次の段階へ進むこと」と定義できます。

 

つまり、大学へ入学進学する際には、大学というカリキュラムをスタートするわけですから、履歴書では「大学進学」ではなく、「大学入学」と記載する必要があります。

 

それでは、大学院への入学進学はどうでしょうか?

 

大学では、4年間という過程があり、これを全て終えると卒業という区切りをつけることができます。

 

そして大学の次に大学院へ入学進学する場合でも、大学院は大学とは別のカリキュラムですから、「修士課程へ進学」ではなく「修士課程へ入学」と記入するのが正解です。

入学進学VS卒業修了

修士課程の2年間を全て修了して卒業した場合には、履歴書には「卒業」「修了」どちらを記入するのが良いのでしょうか?

 

大学院の場合、2年間の修士課程と、3年間の博士課程とがあります。

 

大学院という大きな枠組みの中に、修士課程と博士課程が混在しています。

 

そのため、「卒業」ではなくて「修了」を使うのが正解です。

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大学院を卒業した後に就職する人も、進学して博士課程に進む人も、履歴書では「修士課程修了」と記載しましょう。

 

それでは、修士の後に博士課程へ入学進学し、博士課程も修了した人は、履歴書にはどのように記載すればよいのでしょうか?

 

この場合、「修士課程入学」「修士課程修了」「博士課程入学」「博士課程修了」と記載することになります。

 

大学院の修士課程と博士課程をどちらも終了して卒業する場合でも、卒業という言葉は使いません。

履歴書の学歴はどこから記入する?

履歴書を書く際には、一定のテンプレートを使用するのが一般的です。

 

この市販のテンプレートには、学歴を記入できる欄がいくつか設けられています。

 

多くの人は、この欄で足りなくなってしまうことは少ないでしょう。

 

しかし場合によっては、学歴欄にすべて書き切れないことがあります。

 

その場合には、どうしたら良いのでしょうか?

 

基本的に、履歴書の学歴欄は、高校卒業からスタートします。

 

学部に進学した人は、その後に「xx大学xx学部xx学科入学」と書き、卒業している場合には、次の欄に「xx大学xx学部xx学科卒業」と書くことになります。

 

修士課程へ進学した人は、学部卒業欄のすぐ下に、「xx大学大学院xx学研究科xx学専攻修士課程入学」と書きます。

 

学部を卒業した後、一度社会人として働いた経歴がある人でも、履歴書の学歴欄に書くのは学歴のみなので、修士課程の記入は学部卒業のすぐ下です。

 

修士課程を卒業した人は、入学欄のすぐ下に「xx大学大学院xx学研究科xx学専攻修士課程修了」と書けばOKです。

 

就活の際に使う履歴書では、修士課程をまだ修了はしていませんが、就職するまでには修了している予定となります。

 

そのため、入学欄のすぐ下に「xx大学大学院xx学研究科xx学専攻修士課程修了見込」と記入することで、問題なく卒業できそうだということを企業側の面接官に伝えることができます。

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