大学院の修士課程でも必要?英語での名刺の書き方
名刺は社会人になってから必要になるものだと思っていませんか?
確かに、大学院に通う学生なら、社会人になってからよりも名刺が必要になる機会は少ないものです。
しかし、大学院以外の人と交流を持つ際には、名刺交換をすることがあります。
大学院生の肩書は?
社会人が名刺を作る際には、企業名や部署名など、名刺に記載する内容はある程度決まっています。
しかし修士課程に通う大学院生の場合、企業名や部署名などを記入することはできません。
その場合には、通学している大学、専攻分野、そして修士課程という点を記載すると良いでしょう。
名刺を作る際のフォーマットは、社会人のものと似たような感じでOKです。
企業名の部分を大学名、部署名は専攻分野、そして役職は修士課程、と見立てて名刺のレイアウトをすれば、失敗するリスクを最小限に抑えられます。
名刺は、いつどんなタイミングで必要になるか分かりません。
大学院生だと社会人ほど必要になる機会は多くありませんが、学部生よりは必要になる機会は多いでしょう。
また、急に必要になる場合もあるので、普段から携帯しておくのが安心です。
業者に発注して作る場合、注文してから受け取るまでには時間がかかりますし、費用もかかります。
そのため注文する際には、幅広い機会に利用できるものを作るのが得策です。
グローバルな社会だから英語表記の名刺も必要
修士課程の大学院生の中には、英語での名刺が必要になる場合があります。
例えば論文の発表では、海外から足を運ぶ人がいるかもしれません。
また、機会があって海外で名刺交換をするかもしれません。
そうした機会にも対応できるよう、近年では、日本語だけではなくて英語でも表記されている名刺が人気です。
もしもこれから作成を検討している人は、ぜひ英語も入れてみてはいかがでしょうか?
スポンサーリンク日本語のものと英語のもの、と異なる2種類を作るという方法もありますが、おすすめなのは、片面ずつ日本語と英語とで表記をするタイプです。
これなら、いくつも注文する必要がありませんし、どんなシーンでも活用できます。
ただし、日本語で印刷する面と英語の面とでは、表記の順番が若干異なるため、注意しましょう。
日本語の場合には、まず企業名や部署名、そして役職名が来て、最後に自分の名前が表記されます。
しかし英語表記では、最初に自分の名前が来て、次に役職名、そして部署、最後に会社名、という順番です。
日本語とは順番が逆になるので分かりにくいかもしれません。
しかし、フォントの大きさは、日本語の面でも英語の面でも、自分の名前の部分が一番大きくなるため、名前がどこに記載されているのか分からないという事態にはなりません。
英語で修士課程はどう書けばよい?
日本語でも英語でも、表記する内容は同じです。
大学院名、専攻分野、そして修士課程にいるということを、名前と共に明記すればOKです。
大学名は、大学が英語表記の際に使用している名前をそのまま使えばよいでしょう。
専攻分野については、研究室の教授などに聞いて英語名を教えてもらっても良いですし、ネットや辞書で調べるという方法もアリです。
修士課程の場合、学部生ではなくて大学院生ということを示すために、修士課程という言葉を名刺に入れておきたいものです。
英語で修士課程のことをMaster’s Degreeと呼びますが、現在、大学院に通学して修士課程を勉強している学生の場合には、Master’s Studentではなく、Graduate Studentと表記するのが一般的です。
これは、英語圏の大学においては、学部生のことはUndergraduate Studentと呼び、修士課程のことをGraduate Studentと呼んでいるためです。
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