新住職就任のお祝い状。表書きに何と書けば良いの?欠席の対応方法も紹介

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「親しくしている住職の息子さんが住職を継ぐことになった」「家が檀家で高齢の母の代わりに出席することになった」「住職の就任式は経験したことがないし、周りに聞いても詳細がよく分からない」

 

など、色々な理由で住職の代替わりで就任式に出席する方がいます。

 

お寺の継承式とは30、40年に1度のお祝い事のため、周りに詳しく知っている方は圧倒的に少ないでしょう。

 

いきなり出席をお願いする手紙が来て困るのは

 

・お祝い状の表書きに何と書けば良いのか
・欠席する返信を送る場合の文章の書き方

 

の2項目だと思います。

 

どのように書けば失礼とならないのでしょうか。

住職の就任のお祝い状の表書きに何と書けば良いのか

一般的にお寺にお金を包む場合は「御布施」と書いています。

 

しかし今回は30、40年に1度のお祝い事のために少しそのケースとは異なります。

 

以下のような言葉が良いでしょう。

 

・御祝い
・継承御祝
・継職御祝
・就任御祝
・晋山式御祝

 

この内スタンダートなのが、「御祝い」です。

 

簡潔な文章ですが、きちんと敬意と祝福する気持ちを表しているため、この内容で大丈夫です。

 

「就任御祝」の就任とは、住職になるというのは会社での昇進や就任にあたるからです。

 

「晋山式御祝」は、この慶事は「晋山式」と呼ばれていて、僧侶が住職になるための儀式のことをそう呼びます。

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住職の就任のお祝い状に水引や熨斗はつけるべきか

通常、お祝い事には表書きだけでなく、水引や熨斗をつけます。

 

住職の就任のお祝いの場合は、水引はあってもなくても構いません。

 

ただし、熨斗はつけないのがマナーです。

 

熨斗は慶事に使われ、弔事では使いません。

 

今回の住職の就任祝いも慶事ですが、お寺というのは弔事を行う場所であるため、お寺での祝いごとに熨斗をつけるのはタブーとなっています。

住職の就任お祝いのお誘いの手紙が届いたときの、欠席の返信の書き方

新住職の就任式開催の手紙が届くと、欠席の出席確認のために返信をしなければなりません。

 

出席する際は、御祝いの言葉と出席する旨を書くだけで良いですが、欠席するとなるとどのように辞退を伝えるべきか迷います。

 

例としては以下の文があります。

 

「この度は住職就任おめでとうございます。お招きいただき大変恐縮です。誠に申し訳ないのですが、当日はやむを得ない理由があり出席がかないません。後日改めて御祝いにお伺いいたしたいと思います」

 

御祝いの言葉から始めて、欠席の失礼を詫び、最後に後日お祝いに訪れる文があると良いでしょう。

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