飲食店の請求書の書き方。

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現金での支払いが主流だった日本でも、現金以外にもクレジットカードやスマホ決済など支払い方法の多様化が進んでいます。

 

飲食店を利用する時も同じく、支払い方法は多様化していますが支払いのタイミングは多くの人が飲食をした後、すぐに支払いをします。

 

しかし、中には定期的に決まった飲食店を利用する会社もあります。

 

そのような会社にはまとめて支払いをしてもらう事も可能です。

 

そういった場合に、飲食店は正しい書き方で請求書を発行し、取引先となる会社にお金を支払って貰います。

 

ここではその請求書の書き方を説明します。

支払いサイト

取引先と金銭が発生する取引を行う時はまず支払サイトを決めましょう。

 

支払サイトとは取引金額を何日に締めて何日に支払ってもらうかの期間の事です。

 

例えば、月末締めの翌月末払いの場合、各月の1日から末日までの支払分をまとめて請求書として発行します。

 

その請求書を取引先の会社に渡し、翌月の末日に支払ってもらいます。

 

飲食店が請求書にてやり取りする時も、もちろん支払サイトを決める必要があります。

 

現金商売だと特におろそかになりがちですが、資金繰りが厳しくなる理由に、資金がいつ不足するのか、逆に余裕ができるのはいつなのかを把握しきれていないことが多く挙げられます。

 

できる限り代金の支払いには余裕をもち、回収は早く行うよう意識することでそういった悪循環を防ぐことが大切です。

 

よって支払サイトはできるだけ短くすることをオススメします。

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請求書

請求書には金額だけでなく飲食を提供する店や支払いを行う取引先の名前はもちろん、支払先、締め支払日、振込先など基礎的な部分を正しい書き方で明記する必要があります。

 

また振込手数料は振込した側が支払う事に決まっていますが、稀に手数料を引いた金額を振込する会社もいるので、その点に関しても明記した方がいいです。

 

請求書の発行する日ですが、できるだけ早い方がいいでしょう。

 

飲食をした翌月の頭には取引先に届くように進めるのがオススメです。

 

請求書の送り先ですが、会社の〇〇部宛てなのか経理部宛てなのかを取引が始まる前に確認しておくとスムーズでしょう。

飲食店の請求書の項目

飲食店の場合の項目に関しての書き方は、何月何日にどのメニューを何人分飲食したかという点を書く必要があります。

 

来店回数が多い方の場合は大変ですが、とても大切なことです。

 

また、注意が必要なのが消費税です。

 

例えば食事を店内でされ、飲み物を持ち帰りで注文された場合は食事は10%で、持ち帰り分は8%となるのでその点もわかりやすく明記しましょう。

 

飲食店の請求書が発生する場合における注意点や書き方について把握できたでしょうか。

 

頻繁に使ってくれる常連さんの存在は飲食店の経営に大きなメリットをもたらします。

 

スムーズな支払いを行ってもらえるよう、しっかり必要な項目を把握して請求書を作成しましょう。

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