請求書の日付は西暦を使うべきか元号を使うべきか

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ビジネスシーンで書類を作成する際には、必ず日付を記入しなければいけません。

 

例えば請求書の日付を記入する時、西暦・元号のどちらを使っていますか?

 

請求書等仕事関係の書類作成時にいつも迷うという方の為に、請求書の日付表記について解説します。

なぜ2種類の表記が混在するのか

日本で元号を使用するようになったのは1000年以上も前、「大化」が制定されて以来「令和」に至るまで用いられています。

 

それ程長い歴史があるにも関わらず、どちらも同じくらい存在感があるのでしょうか。

 

その歴史は16世紀に遡り、宣教師によって日本にもたらされたのが始まりと言われています。

 

明治維新以後に西洋文化の影響を強く受けた日本において、太陽暦へシフトし西暦が導入されたのです。

公的書類の場合は元号が用いられる

第二次世界大戦後から西暦が広く受け入れられるようになりましたが、公的機関では以前の元号を採用し続けた為、今日に至るまで長きに渡り元号が用いられています。

 

様々な公的書類を思い出してみてください。

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今は令和ですので数えやすいですが、平成だった頃の年末調整書類や税務関係の書類作成中に「今年平成何年?」と人に聞いた経験があるはずです。

 

このように、公的書類に関してはほとんど西暦が使われる事はありません。

請求書の日付は西暦・元号どちらが正しい?

請求書の日付に関してはどちらを使うのが正しいとされているのでしょうか。

 

実は、どちらを使わなければいけないという明確な決まりはない為、西暦・元号どちらでも自由に好きな方を使用して問題ありません。

 

ただし、ビジネスシーンにおいての表記選択は、取引先の仕様に合わせるのが一般的とされています。

 

もしも取引先が西暦を希望するのであれば西暦で、元号と言うなら元号で請求書の日付を記入するようにしましょう。

 

いちいち2種類の表記を切り替えるのが面倒という方は、Officeソフトの設定や業務用の経理ソフトを利用すれば簡単に切り替えできますので非常に便利です。

 

ソフトの使い方が分からないという場合には、今のうちに検索するなり本を読むなり練習しておくとよいでしょう。

 

請求書の日付は西暦・元号どちらでも使用できますが、取引先の希望を聞いて合わせるのがビジネスシーンでのマナーとされています。

 

一方、公的機関で作成する書類に関しては、西洋文化がもたらされて以降もずっと元号が用いられていますので、どちらか迷った時は元号にしておけば問題ないでしょう。

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