相場をチェック!風呂水ポンプの電気代はどれくらい?

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洗濯機にお風呂の残り湯を使う時、風呂水ポンプで汲み上げますが、その時にかかる電気代が気になります。

 

風呂水の再利用で水道代を節約したつもりになっても、汲み上げにかかる電気代が高ければ無意味です。

 

風呂水ポンプに必要な電気代について調べました。

風呂水ポンプにかかる電気代は?

浴槽から残り湯を洗濯機に移動させる風呂水ポンプは、電気で動きます。

 

残り湯は無料と考えて、再利用洗濯に必要な電気代が、水道を使った洗濯にかかる水道代を下回れば、お得な節約術だと言えます。

 

なお、金額は電力会社によって多少の違いが発生します。

 

風呂水ポンプで残り湯を汲み上げる時の電気代として、消費電力15ワット、8.5分で75リットルの汲み上げができるポンプで計算してみると、1回の残り湯洗濯で0.057円の金額がかかります。

 

残り湯で毎日洗濯をしても、汲み上げにかかる電気代はひと月約1.8円程度です。

 

これを通常の水道水を利用した洗濯と比較してみます。

 

洗濯1回にかかる水量は78〜150リットル、水道代は21〜39円です。

 

ちなみに、洗濯機を動かすための電気代は1.9〜2.7円です。

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風呂水ポンプは節約に直結する

汲み上げで残り湯を再利用した洗濯のほうが、節約度が高いことが分かりました。

 

しかし、風呂水ポンプそのものの購入費用を考えると決して安くないのでは?という考えもあります。

 

最近の洗濯機は、購入時に風呂水ポンプが標準でついているものがほとんどです。

 

エコ意識や節約意識の高まりが現れています。

 

設置も簡単で、毎日使うことのストレスもないため、残り湯を便利に使えます。

 

ポンプがついていなくて、新しく購入したいと考えるなら、ホームセンターや通販で手に入ります。

 

金額帯は1000〜2000円強が一般的で、機能は洗濯機に標準でついているものと同等です。

風呂水ポンプの購入費と汲み上げの電気代

風呂水ポンプの購入費が、汲み上げに必要な1ヶ月の電気代を大幅に上回ることは確かです。

 

しかし、通常の洗濯でかかる水道代を少なく見積もって20円として考えてみます。

 

2000円でポンプを購入すると、通常の洗濯の水道代約10回分です。

 

言い換えれば10回洗濯すれば元が取れます。

 

電気代や水道代は電力会社や地域によって多少の差はあるのですが、相場が大きく変わるほどではないため、この計算で問題ないと考えられます。

 

通常の洗濯よりも風呂水ポンプを使った残り湯洗濯のほうが断然お得だと言えます。

 

なお、残り湯のほうが洗濯物が綺麗に仕上がるとも言われていますので、衣類の状態を気にする人にもお勧めです。

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