パソコンの電気代が気になる人へ。休止状態だと電気代はどれくらいかかるの?
電気代を少しでも節約したいと考えているなら、常日頃から無駄な電気を使わないようにしたいものですが、こまめにオフにするよりはつけっぱなしの方が安く済む場合があります。
それはオンにするときには瞬間的とはいえ多くの電力が必要だからです。
パソコンの場合は休止状態という機能はありますが、電気代にどれだけの影響があるのでしょうか。
休止状態は電気をほとんど使わない
少しの間、パソコンを使わない時間がある場合は、電源を切るよりもスリープや休止状態を使った方が便利です。
これらの機能はメモリやHDD(SSD)に直前の状態を記録して電源を最低限の状態まで落とし、復帰させたらそのままの環境で再びパソコンを操作できるようになります。
電源をオフにした状態なら発生するのは待機電力くらいですが、そこから起動するときには大きな電力を使うので、休止状態にした方が電力消費量自体は下がる可能性があります。
休止状態にしたパソコンの電気代相場は?
細かく分けるとスリープよりも休止状態の方が電力消費量はさらに下がりますが、実際のところ休止状態はほぼ電源を落とした状態と変わりません。
そのため電力消費量に関しては待機電力とほぼ同等と考えて良いでしょう。
ノートパソコンの例で言えば、このときの待機電力は0.6〜1Wほどになります。
スポンサーリンクこれだと分かりにくい数字ですが、0.6Wの状態でずっとそのままにしていた場合、24時間で0.65円です。
1kWh単価が27円の場合で計算しているので環境によって異なる場合もありますが、1日そのままにしておいても1円かからないのです。
ほとんど電気代がかからない状態ですが、起動時には数分ほど一気に電気を使うことになります。
しかしそれを加えても1円未満の誤差になります。
パソコンの環境によって休止状態の電気代も変わる
休止状態時の電気代については、あくまでも本体での話になります。
使用しているパソコンがノートパソコンなのかデスクトップなのかによって、電気代もわずかに変わってくるので注意してください。
ディスプレイとスピーカーを別に使っているなら、そちらの待機電力も気にする必要があります。
ノートパソコンの場合は使っていないときはコンセントを抜いてバッテリーだけで維持すれば電気代自体がかかりません。
全く気にしないのも問題ですが、パソコンを使っていないときの電気代を気にしても、それに見合った節約になるとは限らないので、使いやすいように使うと良いでしょう。
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