どれくらい?パソコンのUSB扇風機の電気代
パソコンにUSBを挿せば使えるUSB扇風機は、オフィスに欠かせないものです。
しかし、オフィスの節電が叫ばれる中、パソコン経由の電気代が気になります。
卓上扇風機の電気代はどれくらいなのか、検証します。
パソコンから電気を供給するUSB扇風機は消費電力少なめの優秀アイテム
USB扇風機は消費電力が少なく、節電意識の高いオフィスなどで利用するにはうってつけのアイテムです。
パソコンからUSB経由で電気が供給されるため、場所を取ることもありません。
消費電力が少ないということは、電気代も安く済むことに繋がります。
節電やエコの面に配慮しながら涼を取れるメリットがあります。
首振り機能や静音機能がついているものは多少電気代が上がりますが、それでも消費電力はかなり少ないと言えます。
実際の電気代はどれくらい?50mAのUSB扇風機で計算してみる
それでは、実際にパソコンにUSBを挿して扇風機を使った時、発生する電気代は何円になるのか、一般的な会社の勤務時間、8時間で計算してみます。
USBを使った電気供給は5Vが標準です。
スポンサーリンク「50mAの卓上扇風機を5Vの電気供給で8時間使う」と仮定すると、消費電力は以下の通りになります。
【0.05A×5V×8h=2Wh】
1時間に2Wの消費電力です。
ここから1000Whあたり25円と仮定して電気代を計算すると、以下の通りです。
【2Wh÷1000Wh×25円=0.05円】
パソコンでUSB扇風機を稼働させた時、1時間あたりの電気代は0.05円、8時間連続稼働させると0.4円になります。
思った以上に安く、節電意識の高い場所でも遠慮なく使うことができそうです。
ここでは1000Whを25円としていますが、契約する電気会社によって料金は違います。
ただ、そこまで大きな差がつくことはないため、25円〜27円程度を想定しておくと、現実的な金額が出やすくなります。
モーターの違いで2倍の差がつくケースも
電気代が安く済むUSB扇風機ですが、本体についているモーターの種類によっては、前述の2倍の金額になるケースがあります。
卓上扇風機にはACモーター、DCモーターの2種類があります。
ACモーターは総風力が強い分、音が大きくなりがちで、DCモーターはその反対で静かです。
どちらが良いかは好みや環境によります。
電気代はDCモーターのほうが安く、前述の計算通りでおおむね間違いないと言えます。
対して、ACモーターは2倍程度の料金が発生するケースが多いので、USB扇風機を選ぶ時にはモーターをチェックする必要がありそうです。
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