パソコンで750W、800W、900Wそれぞれ使った時の電気代は

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スペックの高いパソコンの電源ユニットを調べると、750W、800W、900WというW数を見かけることがあります。

 

一般家庭ではあまり見かけないハイスペックなパソコンのW数は電気代にどんな影響を与えるのか、調べてみます。

フルで出力される電力数のことではない

750W、800W、900WというW数は、あくまで「このW数まで最大で出力することができる(電力を供給することができる)」という意味です。

 

必ずしも常時、このW数の電力を消費しているわけではないのです。

 

電気はパソコンに限らず、どんな電化製品でも「使った量だけ」に電気代が発生します。

 

750W、800W、900Wだからといって、いつもそのW数で電気代を計算する必要はなく、消費した電力だけが料金に反映されます。

 

ただ、パソコンも利用する事情や環境によっては、一気に大きな電力が求められます。

 

ゲーミングパソコンのような大量のデータを短時間にストリーミングする時や、瞬間的に一気に部屋を暖める強出力の暖房器具なら、そのようなシーンもあり得ます。

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750W、800W、900Wのパソコンをフル出力で使った場合の電気代はどうなる?

大きな電力を求められ、電源ユニットのW数である750W、800W、900Wを最大出力で使う場合の電気代を考えてみます。

 

ハイスペックのパソコンが800Wの電源ユニットをフル出力で稼働した時、電気料金は以下のようになります。

 

電気の単価を0.1Wで25円と仮定し、3時間動かす計算をします。

 

なお、電気の単価は電力会社によって異なっています。

 

ここでは25円としましたが、25円以上のこともあります。

 

【0.8(800W)×25円(目安単価)×3時間=60円】

 

800Wの最大出力でパソコンを3時間稼働させ続けると、60円の電気代になります。

 

同様の条件で計算をすると、750Wは56.25円、900Wは67.5円です。

 

前述の通り、パソコンは常に最大出力で動いているわけではないため、実際の電気代の相場はこれよりも安くなると考えられます。

 

24時間365日最大出力で稼働させればかなりの電気代になりますが、一般的な使い方、少しヘビーな使い方でも、家計に大きな影響を与えるほど高額にはならないようです。

節約するなら小まめな電源オフを

そこまで高額ではないが気になる、節約したいと考えるなら、小まめに電源をオフにすると効果的です。

 

電気代はあくまで使った分だけ発生します。

 

無駄な電力消費を抑えると、パソコンのスペックを落とすことなく、節電と節約が可能です。

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