見積書は1枚?1通?正しい表現はどっち?

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ビジネスで見積書を郵送する場合、1枚、1通、1部などさまざまな表現があり、慣れないうちはどれが正しい表現なのか戸惑ってしまうかもしれません。

 

1枚や1通など、見積書を数えるうえでの正しい表現について見ていきましょう。

見積書は1枚?1通?ややこしいビジネス表現?

クライアントなどに見積書を送付する際、1通と呼ぶか1枚と呼ぶか、ということで悩むケースがあります。

 

正しい表現でなければ先方に対して失礼にあたる可能性があるため、あらかじめ新入社員のうちから正しい表現についておさえておく必要があります。

 

広辞苑の解釈をベースにして考えると、紙などのように薄くて破れる物を1枚と数え、書類を何枚かセットにしたものを1通と数える、というのがビジネス上の基本であると言えます。

 

したがって、シンプルに見積書のみを送付する場合は1枚。複数の見積書を送ったり、請求書や納品書と合わせて郵送する場合には1通、と表すほうがビジネス上は正しいとされています。

 

具体的な例文としては、「請求書を1枚お送りします」、「請求書その他書類1通を同封いたします」などのようになり、いずれの場合も、テンプレートのようにしておさえておけば大きな問題はないでしょう。

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ただし、実際には1通か1枚か、という細かい表現が厳密にチェックされることはほとんどないとも言われています。

 

なお、1通よりもさらにまとまった量の書類をセットにしたものを1部といい、こちらもビジネスでは一般的な単位となっています。

見積書だけじゃない!ややこしいビジネスルール

ビジネスにおいておさえておきたい基本ルールは、書類の書き方だけではありません。

 

それ以上にビジネス用語についても詳しくおさえておく必要があり、ちょっとした言葉の誤用が先方にとって失礼にあたり、重要な契約の破談につながってしまう、というケースも充分に考えられます。

 

特に、日本的なビジネスシーンにおいては敬語の使い方が重要視され、謙譲語と尊敬語を状況に合わせて使い分けることができなければ一人前とは見なされない、という風潮があります。

 

大きな商談の際に損失につながらないよう、日本語の正しい使い方をきちんと把握するところからはじめてみましょう。

 

見積書単体は1枚、複数枚の書類をセットにしたものを1通と数えるのがビジネス上の基本ルールです。

 

オンラインによる受発注システムが浸透しつつある流れの中で、そうした慣習的な言葉遣いも形骸化していく可能性がありますが、ひとつの目安としておさえておくと迷うこともなくなるでしょう。

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