見積書のビジネス上の正しい数え方は式という単位か?

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見積書の数え方の単位として「式」が使われることがありますが、本当に正しい単位かどうかで迷う人も意外と多いようです。

 

見積書をはじめとするビジネス文書の数え方として「式」が本当に正しい単位かどうか、ビジネス上で混同しやすいややこしい単位について見ていきましょう。

見積書の正しい数え方は?「式」は正しい単位か?

見積書はほとんどの場合で1枚、2枚と数えるのが一般的になっていますが、企業によっては1式、2式と数えている場合もあり、どれが本当に正しい単位かどうかで迷うケースも少なくないようです。

 

見積書の数え方として「式」は間違いではありませんが、使い分けには注意が必要です。

 

一式とは本来、一切と同じような意味があり、ひとそろい、ひと通りの用意、というニュアンスが込められています。

 

たとえば、書類1式といった場合、特定の業務に必要な分の書類だったり、特定の個人のデータをすべて網羅した書類の集まり、という意味になります。

 

したがって、個々の書類の単位として用いるのは日本語としては誤用であり、厳格なルールのもとではとがめられる可能性があります。

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細かいルールに思えるかもしれませんが、このあたりの使い分けの境界線を曖昧にしておくとビジネス上のトラブルにつながりかねませんので、新入社員のうちから「これは正しい単位かどうか」をつねに意識するようにしましょう。

まだまだある!見積書のややこしい数え方

日本語の特徴として、「物の数え方が複雑である」という点が挙げられます。

 

ビジネスで常用される単位だけでも、1部、1枚などさまざまな数え方があり、新入社員のうちは特に「この場に適した単位かどうか」ということを考えるだけでも心理的に疲れてしまいます。

 

確かに、ビジネス用語は独特で、細かい使い分けが必要になる場合がありますが、それ以上に大切なのは「相手にしっかりと誠意を伝えること」であり、その点をきちんと意識していればささいな言葉の誤用についてはある程度寛容に受け入れられる場合も少なくありません。

 

見積書の数え方としては、書面単体であれば1枚、複数枚のセットであれば1部、複数種類の書類を組み合わせたものは1式となります。

 

「これは正しい単位か」を考えることもビジネスでは重要であり、単位をあらかじめ統一しておくことによって業務上の誤解やトラブルを未然に防ぐことができますので、新入社員のうちから正しい単位を身につけておきましょう。

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