見積書に記載される三角マークの意味とは何?

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業務を受注する際の概算コストを先方に伝えるために発行する見積書。

 

書面には簿記会計のルールにもとづいたさまざまな書き方が定められていますが、金額の前に記載される三角マークにはどのような意味があるのでしょうか。

 

三角マーク以外の意味など、見積書発行のルールについて詳しく見ていきましょう。

三角マークは値引きの意味?見積書の意外なルール

見積書の金額の前につけられる三角マークは、簿記会計上は値引きを意味しています。

 

たとえば、「2000」という金額の前に三角マークがあれば「2000円値引きしてありますよ」ということを意味しており、本来の価格は2000円プラスされた物となります。

 

三角マークには塗りつぶしがないものとあるものがあり、ルール上はどちらでも良いとされているのですが、実際には塗りつぶしありのほうがひと目見てもわかりやすいため、黒く塗りつぶされた三角マークが使われるのが原則となっているようです。

 

また、特有のマークを用いることなく、マイナスという意味で-を記載しても値引きを表す記号として通用しますので、そちらのほうも一般的な書き方としておさえておきましょう。

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値引きだけじゃない!見積書の基本ルール

見積書の書き方として注意しなければならない基本ルールはまだまだたくさんあります。

 

見積書などの書類作成におけるポイントはまず、「先方にとって失礼にあたらない書式や書き方を心がける」ということです。

 

新入社員がビジネス書類の作成で迷うのが先方の宛名ではないでしょうか。

 

ビジネス文書では、会社や部署あてに書面を送る場合は「御中」、個人に宛てて書類を送付する場合は「様」を宛名のあとに添えるのが基本マナーとされています。

 

もちろん、これらはあくまでも長年の流れの中で確立されてきた慣習のようなものであり、ルールが守られていなかったとしても厳しくとがめられるようなことはありませんが、ルールに厳格な企業からは常識がないと見なされる場合も多く、個人のミスというよりも会社全体の損失へとつながってしまう可能性もありますので、基本的なルールはきちんとおさえておきましょう。

 

見積書の金額の前に三角マークを記載すると、値引きの意味になります。

 

よく使われる記号ですが、一般的な記号としてマイナスの記号を記載しても値引きを表すことができます。

 

ビジネス文書作成の際には記号だけでなく、宛名に関する基本的なルールについてもしっかりとおさえておきましょう。

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