出向から復帰する時の挨拶やマナーを紹介します

雇用元の会社から出向命令を受けて、数年間出向した後に、元の会社に復帰するという人は多いと思います。

出向元会社に戻ることを希望していた人にとっては非常に嬉しいことです。

こちらでは、出向先から復帰する時の挨拶やマナーを紹介しています。

元の職場に戻ってまた頑張りたいと思っている人は、しっかりと押さえておきましょう。

出向中は、出向元の会社と雇用関係は続いているものの、会社で仕事をしていないので、休職扱いとなっています。

つまり、元の会社に復帰することは、育休や産休、体調不良などで休職していた人が復職することと同等です。

復帰が決まったら、職場の上司や同僚、取引先などに挨拶メールを送りましょう。

元々働いていた会社だからと言って、挨拶を怠ったり、新しい社員に対して偉そうな態度を取ったりするのは絶対にいけません。

復職とはいえ、また一から仕事を学んでいくという低い姿勢でいることが復帰後の人間関係を良好に保つためには大切です。

復職の挨拶メールを送る時には、書き方やマナーに気を付けなければいけません。

併せて、休職中に自分の仕事を引き継いでくれた人や、会社を支えてくれた人には感謝の気持ちを伝えましょう。

迷惑をかけてしまった相手にはきちんとお詫びをして下さい。

特にお世話になった上司には、メールではなく直接挨拶すると良いでしょう。

挨拶メールは、一部の人だけでなく全員に送るのがマナーです。

出向中に新しく入った社員とは初対面ですが、特別なメールを作る必要はありません。

他の人と同じ挨拶メールを送信しましょう。

出向の際の挨拶メールとは違い、出向から復帰する時の挨拶はどのような言葉を選べば良いのかわからないという人もいるかもしれません。

復帰の理由については、「出向の任期が満了しました」と書くのがスマートです。

復帰後の仕事に対しての意気込みを伝えるなどポジティブな気持ちを伝えましょう。

大切なのは、マナーを守った文章で、感謝の気持ちとお詫びの気持ちを伝え、これから共に働く仲間だと認めてもらうことです。

出向先から復帰する際は、礼儀正しいマナーと挨拶が大切です。

元の会社とはいっても、数年間は慣れていれば、勝手やメンバーが変わり、慣れるまでに時間がかかるかもしれません。

働きやすい環境を作るためにも、上司や同僚から好印象を持ってもらえるようにしましょう。