出向中に出向元が倒産したらどうなる？

出向中に出向元が倒産をしてしまうというケースも珍しくありません。

その場合は一体どうなるのか、会社によっても対応が異なりますが、万が一のことを考えて事前に対応方法をチェックしておきましょう。

出向中に何らかの理由で出向元が倒産してしまった場合どうなるのか心配になってしまう方も少なくありません。

出向元が倒産とならずとも吸収合併などをしてしまって戻れなくなるというケースもあります。

そうした自体に備えてどうするべきか考えておきましょう。

出向中に出向元が倒産など何らかのトラブルが起きた場合、出向している本人は立場的に非常に弱い部分です。

合併という場合は運が良ければ出向が解かれて元の会社に戻れることになりますが、すっかり忘れられてしまった場合、そのまま流されて出向解除がされないというケースもあります。

会社の状況は逐一確認しておき、何かあったときにはすぐに対応出来るようにした方が良いでしょう。

在籍出向中の場合も出向元にトラブルがあったら在籍出向が無効となってしまう可能性もあります。

在籍出向のつもりがそのまま移籍出向となってしまったということもあるため、出向元に何らかのトラブルがあった場合は今後のことがどうなるか早めに上司に連絡を取ることが理想です。

またトラブルが起きた時に即座に対応できるように、定期的に出向元に連絡をしておいた方が良いでしょう。

こまめに連絡さえ取っておけば定期的に連絡をしてもらえますので、出向元に多少トラブルがあった際にも早めに連絡をもらえることがほとんどです。

出向中に出向元が倒産などに見舞われた際には、そのまま出向先で転職をするという方法もあります。

残念ながら指名解雇や退職勧奨などがされることもありますが、この場合はリストラ扱いとなるケースも多いため、素直に受け取らずに退職金手続きなども取れるようにしましょう。

また出向先が自身の性分に合っているようであれば出向先に先にお願いしてしまうのも1つの手です。

イレギュラーな事態でどうなるかが分からないような時にこそ、出来る手は全て打っておくことが重要でしょう。

出向中に出向元が倒産した場合にどうなるのか心配に思いますが、まずは落ち着いて今後のことを考えましょう。

自身は出向先に残りたいのかそれとも退職手続きの上、転職をしたいのか決めてそれに合わせて行動しましょう。