ビジネス用語における出向くの正しい使い方

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取引先の会社に出向く際、先方にはどのように伝えれば良いのでしょうか?

 

失礼な言葉にならないように使い方には気をつけましょう。

 

ビジネス用語における「出向く」の正しい使い方や、使い際の注意点を合わせてご説明します。

ビジネス用語における出向くの使い方

取引先などに出向く必要がある場合、「これから御社へ出向きます」と間違えて使ってしまう方もいますがこれは大きな間違いです。

 

出向くという言葉はわざわざこちらが足を運ぶというニュアンスがあるためあまり良い印象がありません。

 

出向く際にはそのままの言葉を使うのではなく、「伺う」という言葉を使いましょう。

 

上記の場合であれば「これから御社へ伺います」という風に変換できますが、伺うであれば謙譲語になりますので相手を立てた表現となります。

 

取引先や顧客の元に向う際には断然こちらを使うのがベストです。

 

子会社や下請け会社であればまだわかりますが、あまり良い印象の言葉ではないため避けた方が良いでしょう。

社内であれば問題なし

出向くという意味のある出向という言葉がビジネス用語にはありますが、こちらは社内であれば使っても問題ありません。

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上司に対して「本日〜へ出向致します」というような使い方をしても間違いではないのです。

 

子会社など向う先が下の会社であれば自然な流れでしょう。

 

ですが子会社に直接「出向して参りました」というように使うと言われた側はいい気はしません。

 

出向という言葉を使うのはあくまで身内だけに留めておき、基本は「伺う」の言葉を使った方が賢明です。

 

身内内ではよくとも他社を巻き込む場合は出来るだけ伺うの言葉を使うことを頭に入れておきましょう。

出向かせて頂きますもあまり良くない

出向きますではダメでも「出向かせて頂きます」という使い方であればビジネス用語としても良いのではないかと感じる方もいるでしょう。

 

確かにさせて頂きますという形式を使っていますので一見丁寧に聞こえはしますが、そもそも出向くと言う言葉が目上の方や取引先に使う言葉ではありません。

 

伺いますであれば何の問題もないため別段事情がなければこちらを使った方が良いでしょう。

 

取引先相手の前では特に、普段と同じ感覚で言葉を使ってしまわないように注意しないといけません。

 

出向くという言葉は一見敬語に見えかねませんが、ビジネス用語としてそのまま使い方では失礼になってしまいます。

 

特にこだわりが無ければ失礼にならないようにするためにも、伺うという言葉に変換してから先方にお伝えするようにしましょう。

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