出向先で放置されたときの対処方法

システムエンジニアなどの技術職の出向で多いのが出向先で放置され仕事を振られないというトラブルです。

せっかく出向したにも関わらず仕事を何も振ってもらえない時にはどうすればいいのか対処方法をご説明します。

出向先で放置される理由は別に自分が悪いという訳ではありません。

現場としては放置をしたくないと思っているもののあまりにも忙しすぎて放置をしてしまっているというケースがあります。

特に技術がまだ未熟な技術者が出向をするという場合、1から物事を教える余裕が無く放置状況に陥ってしまっているのでしょう。

あまりにも放置されてしまったことで出向元にも不信感が出てしまっている方もいますが、出向元はその状況を把握していない可能性が高いです。

出向元はあくまでスキルアップを図る目的で送り出していることがほとんどですので疑心暗鬼に陥らないようにしましょう。

出向先で放置されてしまった場合の対処方法としては、直属の上司などに相談をするのが最も効果的です。

現場の状況を知らずに出向に出してしまった可能性がありますので、現場の状況さえ分かれば出向解除してもらえる可能性もあります。

また自分がある程度技術を持っていて現場に貢献できるようであれば、出向先の上司に相談するのも1つの手です。

こちらに訴えかけても特に状況が改善されないようであれば、自分自身の自己分析や自己学習を重点的に行った方が時間の無駄になりません。

確実に状況を改善出来る対処方法となるとなかなか難しいですが、いざと言う時は転職しても問題ないほど実力を磨いてスキルアップする努力をしておくと良いでしょう。

あまりにも放置をされすぎてしまってどうすればいいか分からなくなった場合、一度上司に相談をしてみるのも1つの手です。

ただしこちらは素直に現状を伝える事で出向をしている意味があるのか上司が判断できるため、次の異動のタイミングで異動願いを出せば意向が受理される可能性が高いでしょう。

万が一受理されない場合は転職を検討するのも対処方法としてはありです。

技術職であれば特にスキルによって転職もしやすくなります。

出向先から放置される理由としては現場の多忙があげられます。

対処方法はいくつかありますのであまりにも辛い状況が続いている場合は無理せずまずは色々な人に相談するところから始めましょう。