300ルーメンってどれくらい?明るさの目安とは

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白熱電球の明るさの目安として使用されているワット(W)は、LED電球やLED照明の明るさの単位では使用されず、ルーメン(lm)という単位が明るさの目安となっています。

 

家の中の各部屋や懐中電灯、自転車などに最適な明るさは、ルーメンの数値だけでなく色の違いなども目安に選ぶようにします。

300ルーメンの明るさとは

300ルーメンのLED電球の場合、おおよそ25〜30ワットほどの白熱電球と同じくらいの明るさです。

 

ですが、300ルーメンの電球1つだけではリビング向きとはいえず、玄関やお風呂、トイレといった比較的小さい範囲の補助的な照明や、スポット的に照らしたい箇所に向いています。

 

キャンプなどのアウトドアで使用するランタンの場合、300ルーメンならテーブルランタンやサブランタン、テント内の室内灯として活躍します。

 

しかし、キャンプサイト一画を照らすためのメインラインとしては、300ルーメンでは十分とはいえないでしょう。

 

その場合、複数使いで対応するのが良さそうです。

部屋ごとに最適な明るさの目安とは

掃除や手入れなどが簡単なため、新築やリフォームをした際の照明はLEDのダウンライトが人気を集めています。

 

ダウンライト自体は1つ当たりの大きさが小さいので、リビングや子供部屋などでは複数必要となるケースがほとんどです。

 

ダウンライトの必要数の目安は、公式を使用して数を求めることが可能です。

 

ダウンライトを使用する場合、1帖当たり300ルーメン〜500ルーメンが目安となります。

 

ダウンライトの必要台数は、『〇帖×求める明るさ(300ルーメン〜500ルーメン)÷使用するダウンライトのルーメン』で算出できます。

 

例えば、20帖のLDKで300ルーメンの明るさ、710ルーメンのダウンライトを使用したい場合、『20×300ルーメン÷710ルーメン=8.45』となるため、LDKにトータルで8〜9個設置すると、300ルーメンの明るさが確保できることになります。

 

目安が全くわからない方でも、LEDのダウンライトを使用したい場合、上記の公式に当てはめればいくつ使用すればよいのかの目安が一目瞭然です。

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懐中電灯や自転車に最適な明るさの目安とは

懐中電灯によって、遠くまで照らせたり、電池の持ちが良かったりなど商品によってそれぞれ特徴が異なります。

 

夜間や災害時など、用途や目的、明るさの目安によって選ぶようにしましょう。

 

ルーメンの値が大きいタイプは遠くまで照らしたい時に最適です。

 

また、ルーメンの値が小さいタイプは近距離での作業に向いています。

 

その為、夜間の見回りや自転車などには300ルーメンくらいの値が大きいもの、災害時などに手元を照らしたい時にはルーメンの値が小さいものが良さそうです。

 

明るさを選ぶ際に下記を目安にしてみてください。

 

部屋が真っ暗な状態での比較になります。

 

●明るさの比較
・45ルーメン
自分の足元や手元がしっかり確認できます。

 

・200ルーメン
一般的に懐中電灯に使われる明るさで、数十メートル先も確認可能です。

 

・400ルーメン
室内全体が見渡せますが、手元は反射して見にくくなります。

 

・800ルーメン
車のヘッドライトのように明るくなりますが、近距離の作業には向いていません。

明るさだけでなく色も重要

LED電球やLED照明、LEDランタンを選ぶ際には色も重要となります。

 

蛍光灯の場合、白熱電球の色に近い電球色や昼白色、昼光色などがあります。

 

LEDも同様にこれらの色を再現する色が豊富に揃っています。

 

色の違いは色温度と呼ばれ、スーパーなどでは白系の明るい色が用いられることが多く、レストランや居酒屋などではオレンジ系の落ち着いた色合いが好まれています。

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