オーブンレンジを使った料理、ちょうどいい温度の目安はどのくらい?

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グラタンやローストチキン、ケーキなど、オーブンレンジが家にあれば好きなときに作ることができます。

 

オーブンレンジはとても便利な家電の1つですが、いざ使おうと思ったときに「この料理を作るときの目安の温度はどのくらいなのか?」と悩むこともあるでしょう。

 

いつもケーキがうまく焼けない、そんな悩みも温度の調節で解決できるかもしれません。

 

知っておけば絶対に役立つ、オーブンレンジの温度についてまとめました。

「低温」「中温」「高温」の目安

レシピを見ていると「180度で12分」「200度で10分」など、細かく温度設定と時間がかかれているものが多いです。

 

しかし、中には「低温で10分」「中温で12分」という「低温」「中温」「高温」で書いてあるものもあります。

 

この3つの温度目安さえ知っておけば、オーブンレンジ料理は失敗しにくくなるのでぜひ覚えておきましょう。

 

まず低温の目安は140〜160度です。

 

プリンやマカロンなど、できるだけ「す」が入ってほしくない料理に使います。

 

中温は170〜190度が目安です。

 

レシピでよく出てくる一般的なオーブンレンジの温度と言えます。

 

肉や魚料理、クッキーやケーキなどのお菓子類など、様々な目的で使われる温度です。

 

高温は目安として200〜250度を言います。

 

焼目を強くつけたい料理に使われることが多いです。

 

グラタンやドリア、パイ、ピザなどはこの温度で調理するといいでしょう。

 

シュークリームも高温で焼くことで生地が一気に膨らむので、この温度が適しています。

 

このように、この3つの温度を目安に調理することが、オーブンレンジの温度設定の基本中の基本と言えます。

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オーブンレンジの種類で火力が変わる

3つの温度目安がわかったところで、次は自宅にあるオーブンレンジの種類を調べましょう。

 

家庭用のものは一般的に「電力」か「ガス」の2種類です。

 

どちらのものかによって、火力が全く変わるので注意が必要になります。

 

ほとんどの家庭では、電力タイプを使っているでしょう。

 

電力タイプの火力は弱めなので、予熱時間が長めです。

 

焼き上がりにムラができやすく、レンジごとに調節が必要になることもあります。

 

ガスは電力よりも火力が強く、その分予熱時間が短いです。

 

焼きムラも出にくく、外側をパリッと焼いて中をジューシーに仕上げたい料理に向いています。

 

一般的にレシピ本やレシピサイトでは、電力のオーブンレンジの火力と加熱時間を目安として掲載されていると思ってください。

 

そのためガスを使っている場合は少し温度を下げたり、加熱時間を短くしたりするなどの工夫が必要です。

レンジごとに「クセ」を知ることも大事

レシピ通りに作っているのになぜか上手にできないと思ったとき、それはレンジの「クセ」が関係していることがあります。

 

なぜなら、オーブンレンジごとに火力の強さや焼きムラなどが違うからです。

 

これは同じ電力のオーブンレンジを使っていても同じことが言えます。

 

もしレシピ通りに作っているのにうまくできないときは、温度や加熱時間を調節してみましょう。

 

目安として、レシピ通りに作ると焦げてしまう場合は、少し温度を下げるか加熱時間を短くします。

 

反対に焼きが足りないと感じた場合は、温度を上げるか加熱時間を長くしてみましょう。

 

また、機種によっては天板を上段に入れるか、中段・下段に入れるかでも加熱具合が変わります。

 

焼目を強く付けたいならば上段がちょうどいいなど、こちらもレンジによってクセがあるので調べてみましょう。

 

長く使っていくうちに、「うちのオーブンレンジは火力が強い」というようなクセがわかるようになります。

 

もし温度も加熱時間もしっかり調節してもうまくいかないと感じたら、クセを知るところから始めてください。

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