大学は自分で時間割を作るのが基本!必要な単位数の目安と上手な時間割の作り方を教えます

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4月から念願の大学生活、と喜んでいる間もなく「履修登録」が始まります。

 

高校まではクラスごとに時間割が決まっていましたが、大学では自分で時間割を作るのが当たり前です。

 

必須科目は絶対に受けなければ進級も卒業もできませんし、必須以外のものも上手に授業を受けて試験に通らないと単位がもらえません。

 

進級・卒業を無事にするために必要な単位数と上手な時間割の作り方を知っておきましょう。

大学を卒業するために必要な単位数の目安

一般的に4年間で「124単位」を取得することを目安としている大学がほとんどです。

 

つまり、1年でだいたい31単位を目安に時間割を組めばいいことになるでしょう。

 

こう書いてしまうと、本当に31単位を目安にして1年目の授業を組んでしまう人がほとんどです。

 

しかし、できれば1年生のうちにできるだけたくさんの単位を取得できるように時間割を作ることを推奨します。

 

ほとんどの大学が2年目以降、遅くても3年生あたりからは実習や就活、卒論に追われることになり、授業に出ることや試験勉強をしている余裕がなくなるからです。

 

そして社会人になる前の最後の自由な時間と考え、できるだけ4年生は授業に出る時間を少なくして、空いた時間で遊びやサークル、バイトなど好きなことに打ち込んだ方がいいでしょう。

 

このような理由から、1年生のうちに取れる単位はたくさん取っておくのが得策です。

1単位ってなに?

大学を卒業するための目安を124単位としているところが多いということはわかっても、そもそも「単位ってなに?」と思う方がほとんどでしょう。

 

大学では1コマの授業を2単位と考えます。

 

しかし大学によっては必修の授業の場合において、1コマ1単位を目安にしているところもあるので、オリエンテーションなどでよく確認しておきましょう。

 

また、2コマ3単位というイレギュラーな科目もあるので、こちらも要注意です。

 

単位の計算を間違えると、最悪卒業できないこともあります。

 

1つ1つの授業の単位数はしっかり確認して計算しましょう。

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1学期ごとに取れる単位数には上限がある

とにかく出られるだけの授業を取って、単位数を稼ごうとする人がいますが、実は1学期ごとに取れる単位数の上限を設けている大学がほとんどです。

 

具体的には、1学期24単位までを上限の目安としているところが多くみられます。

 

大学はだいたい前期・後期(春期・秋期)の2学期制を導入しているので、この場合は1年生のうちでは48単位までしか取得できません。

 

この数字が少ないと感じるか多いと感じるかは個人差があると思いますが、1・2年生で48単位ずつ取得しておけば96単位となります。

 

3・4年生で残り28単位を取得すれば卒業できるので、後がぐっと楽になるのです。

 

場合によっては、3年生で20〜24単位を目安に時間割を組んで、4年生は残りの4〜8単位を目安に授業を取ることにすれば、週に1・2回しか大学に行かなくて済みます。

 

最後の1年を楽にするために、できるだけ1・2年生でたくさんの単位を取る方法はおすすめです。

時間割は必須科目に合わせて作る

単位数のことが理解できれば、いよいよ時間割作りです。

 

上手な時間割作りの方法は「必須科目を基に作ること」だと覚えておきましょう。

 

例えば、月曜日の1限目・3限目に必須科目があるとします。

 

この場合、2限目が空き時間となります。

 

空き時間ができたとしても最初のうちは学食で過ごしたり、友達と話したりするなど、楽しく過ごせるかもしれませんが、授業がなく、やることもないのに大学にいなくてはいけないことに、だんだん無駄を感じるでしょう。

 

そのため、空き時間ができてしまったらその時間にある選択授業を探して履修するのが賢い時間割作りといえます。

 

必修の授業をとりあえず書き出し、それに合わせて空き時間を作らないようにする、これが上手な時間割の作り方だと覚えておきましょう。

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