「明日付け」という振込に関する用語の意味

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最近は買い物の支払いなどを銀行振込ですることが増えています。

 

ATMでも手続きをすることができますし、コンビニなどを利用すれば24時間いつでも手続きができるので、非常に便利です。

 

しかし、注意しなければならない点は、振り込みをしたときに入金と着金の時間にタイムラグが生じる場合です。

 

誤解やすれ違いが生じないために、基本的な銀行のルールや用語の意味を押さえておくことは大切です。

今日付けと明日付けの意味

振込手続きをしたときに、今日付け、明日付けという言葉を使うことがあります。

 

今日付けという言葉の意味は、振込手続きをしたその日に振込先への入金手続きが完了するということです。

 

そのため、取り扱いした日付として記録に残るのはお金を振り込んだその日になります。

 

一方、明日付けという言葉の意味は、今日お金を振り込んだものの、翌日に振込先にお金が入金されるということです。

 

例えば、日曜日などにコンビニでのATMでお金を振り込んだ場合、そのお金が実際に入金処理されるのは翌日月曜日になるという意味です。

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振込が明日付けになる理由

どうして今日振り込んだのに明日付けになってしまうのでしょうか。

 

それは銀行のシステムに理由があります。

 

電子的な送金であれ、お金が移動していることには変わりがありません。

 

そして、お金は銀行間のシステム上でやり取り(移動)しています。

 

そのため、通常の銀行の窓口が閉まっている時間は、これらのシステムも稼働していないと考えることができます。

 

振り込んだお金は銀行のシステムが稼働しているときに入金手続きが行われ、振込先に着金という形になるため、通常の銀行の窓口が閉まっている時間にATMなどで振込手続きをした場合には、振り込みと着金にタイムラグが生じます。

用語を理解しておく

今日付けや明日付けの意味を理解しておくことによって、相手側に振り込みが完了したことを連絡する際に、誤解やすれ違いが起こるのを避けることができます。

 

例えば、「今日付けで振り込みました」とか「振り込みが夕方になってしまったので明日付けです」と連絡することができます。

 

実際にお金をATMで振り込んだ日付と相手側の口座に着金するのにタイムラグが生じる場合には、このように明確な連絡をすることによって、いつ着金確認をすれば良いかがハッキリします。

 

同じように、自分が受け手の場合には、いつ付けで振り込んだかを尋ねることによって、着金を確認するタイミングがわかります。

 

通常、今日付けであれば振り込みをした直後から、明日付けであれば朝10時ごろに着金しているはずです。

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