銀行振込の手数料負担のお願いをする時の文書は

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会社勤めをしていたけれども思い切って起業した、このようなケースで悩まされるのが請求書の文書です。

 

請求書は事務方、経理で作成されるのが一般的なため、長らく会社勤めをしていても、請求書に何を書いたらよいか分からず、悩むことは珍しくはありません。

 

その中でも、書き方に困るのが手数料負担のお願いです。

 

銀行振込の手数料を先方に負担してもらう場合にどんな書き方をすればよいか、考えることもあるでしょう。

文書の書き方は自由だが

基本的に銀行振込の手数料は請求書を受け取る側、つまりお金を振り込む側が負担しますが、事前の取り決めがある場合はその限りではないため、先方が手数料を負担するはずだという思い込みは避け、しっかりと契約書に明記するよう意識してください。

 

請求書に書く具体的な文言に、このように書かないといけないといった制限はありません。

 

手数料負担のお願いに限ったことではありませんが、請求書のフォーマットや文言は特に決まっておらず、手数料の負担について先方に伝われば、文書の書き方は自由です。

 

ただ、現実的には言葉の使い方などのマナーを先方が気にすることも十分にあり得ますし、テンプレート的な文言を使うのが無難です。

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振込手数料負担のお願いの具体例

手数料負担をお願いする場合、よく使われるのが「恐れ入りますが、振込手数料はお客様にてご負担ください」で、取引相手が企業であれば、「お客様にて」ではなく「貴社にて」とすることもあります。

 

「恐れ入ります」はビジネス文書で頻出の定番フレーズですが、謙譲語で、実際に先方が目上や格上である場合、立場は対等でも感謝の気持ちを表して先方を立てる場合に使われます。

 

相手方の行動に対して使える万能的なフレーズで、取引相手が企業であろうと消費者であろうと、手数料負担のお願いをするのであれば「恐れ入ります」を使用するのが基本です。

 

「振込手数料はお客様にてご負担ください」だけでも間違いではありませんが、「恐れ入ります」を加えるとより丁寧です。

 

「恐れ入ります」のような、ワンクッションを置くための言葉として他に挙げられるのが「誠に勝手ながら」です。

 

「誠に勝手ながら」はこちらの都合により申し訳ないというニュアンスを表しており、手数料負担に関しての話し合いがない、消費者を相手にした取引に向いています。

 

企業との取引の場合でも使えないことはありませんが、その時は「誠に勝手ながら」ではなく「誠に勝手ではございますが」にするとより丁寧です。

 

ただ、「誠に勝手ながら」は丁寧語なので、謙譲語の「恐れ入りますが」を使う方が無難です。

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