工場勤務の場合の勤務先の書き方とは？

役所への提出書類やローンの申し込みなどの場合、職業や勤務先についての記入が求められることがあります。

その際、一般的なオフィスではなく、工場勤務の場合はどんな書き方をしたら良いのか、判断に迷うこともあります。

所属している会社自体の情報なのか、実際に働いている場所について書くべきなのかといった点です。

より分かりやすい記載法を見極めて、正しい書き方を覚えましょう。

提出書類の中に「勤務先」と指定されている場合、まずは所属している会社の名称を書きます。

多くの場合、聞きたいのはどこから給料をもらっているかという点で、所属している企業の情報を求めているからです。

単純に勤務先となる会社名だけを求めている場合は、その情報だけでも問題ありません。

ただし、勤務先の住所や所属部署などの記入まで求めている場合は、さらなる詳細を記載することになります。

このケースでは、実際に勤めている工場の住所や名称、部署についても書かないといけません。

基本的に「勤務先住所」や「電話番号」と指定されている場合は、実際に通っている場所の住所とそこにつながる電話番号を書くことになります。

こうした内容は、何か必要があった時に、本人や関係者と連絡が取れる情報が欲しいということで、求められているからです。

そのため、本社などの住所ではなく、自分がいつもいる仕事場の情報を提供するのが正しい書き方となります。

工場で働いている場合の職業や職種欄の書き方について、それぞれの書類の選択肢をチェックしてみましょう。

職業欄は、社員として働いているのであれば「会社員」を選べば問題ありませんし、パートタイマーであれば「パート」などを選ぶことになります。

業種については、細かく「製造業」とか「食品加工業」「水産業」など分かれていることもありますので、その場合は自分が働いている業種に一番近いものを選びます。

自分で自由に記入するパターンでも、特にわざわざ「工場作業員」といった書き方をする必要はなく、製造業などの業種と、会社員かパートタイマーかという雇用形態を書くだけで十分です。

もちろん、職務経歴書などの書類では、どの工場でどんなことをしてきたのか、どんな実績を上げてきたのかなどの点を細かく記す必要があります。

こうすることで、より良い自己PRができるからです。