お勤め先の役職を聞かれた場合の記入方法
お勤め先の情報を記入する書類に、お勤め先の名前や住所だけでなく、役職や部署についての項目が追加されていることがあります。
特に、身元保証が必要なローン商品やクレジットカードの申し込みでは、こうしたケースが多く見られます。
その際に何を書いたら良いか、分からないことがあるかもしれません。
正しいお勤め先の記入の仕方について、いくつかの例を挙げながらチェックしてみましょう。
平社員がお勤め先の役職記入を求められた場合
会社の中で何らかの管理職に就いているのであれば、何を書くかは分かりやすいものです。
一番困るのが、自分が平社員で何の役職もないのに、何を書いたら良いのかというケースです。
ここで避けるべきなのが、空欄での提出です。
どんな書類であっても、該当するものがなさそうだからと何も書かずに出すと、書類不備となってしまったり、情報提供を拒んでいると思われてしまったりするからです。
平社員であれば、単純に「一般社員」とか「職員」と書くだけで十分です。
もしくは、「従業員」という表現でも理解されますので構いません。
スポンサーリンクこうしたシンプルな表現の他に、自分が扱っている業務の担当について書くというのも一つの手段です。
たとえば、「お客様担当」とか「経理担当」と書くわけです。
厳密には役職ではありませんが、勤務内容の理解に役立ちます。
細かい情報があった方が読んだ人の印象は良くなりますので、一定の効果を持たせることができます。
役職に就いている場合の記入例
平社員ではなく、何らかの役職に就いている場合は当然、その役職を記載することになります。
「主任」「課長」「次長」といった形です。
ここでの注意点は、それぞれの会社で、肩書を独自に定義付けていることがある点です。
「スーパーバイザー」や「ゼネラルマネージャー」など、英語から取られた肩書を用いていることもあります。
もちろん、こうした表記でもある程度は理解できるのですが、どの程度の等級なのかが外部の人には分かりづらいことがあります。
そのため、もし会社の中で、日本語表記も就業規則などで行っているのであれば、対応する日本語の肩書を使った方が分かりやすくなります。
さらに、「課長補佐」や「課長代理」といった、微妙な違いによって区分されている会社もあります。
こうした点も省略することなく、正確に記入することが求められます。
お勤め先の部署名の記入と共に、できるだけ正確に情報を提供することが重要です。
スポンサーリンク