勤務地は家から近い方がいい？メリットとデメリットは？

自宅から勤務地までの通勤時間がどのぐらいが理想的かという点は、その人によって何を重視するかによって異なります。

勤務地が家から近い方がいいという人もいれば、通勤時間はそれほど気にならないという人もたくさんいるでしょう。

勤務地が家から近い方がいいメリットは、たくさんあります。

1つ目は、通勤時間を短く抑えられるという点です。

片道1時間かけて通勤する人と、自宅から勤務地まで10分しかかからない人を比較すると、毎日の通勤時間だけでも1時間40分の差があります。

このぐらいの時間があれば、他のことに費やすことができ、プライベートな時間の充実という点で、大きなメリットが期待できます。

近い方がいい2つ目のメリットは、通勤のストレスを最小限に抑えられるという点が挙げられます。

満員電車で通勤する必要がなくなることは、毎日の通勤に何時間も費やしている人にとっては、大きな魅力です。

3つ目のメリットは、休憩時間に自宅に戻ることができたり、休日にちょっと仕事を片付けようかなという時でも、足を運びやすいという点です。

オンとオフの区切りをあまりつけずに生活したい人にとっては、これは大きなメリットです。

勤務地が家から近いことは、デメリットもあります。

1つ目のデメリットは、エリアによっては家賃が高くなるという点です。

特に大企業は首都圏のオフィス街にあることが多く、そのそばにアパートを借りようとすると、とても高額です。

家賃手当てが支給されない職場だと、家賃が生活を圧迫することにもなりかねません。

2つ目のデメリットは、完全にオフのモードになりづらいという点があります。

休日に会社の人とばったり出くわしたり、休日でも会社のそばを通ると仕事のことを思い出すなど、オフの時でもなかなかスイッチを完全に切りづらいかもしれません。

3つ目のデメリットは、治安です。

オフィス街のすぐそばに繁華街があったり、繁華街の中に職場がある場合には、周囲の治安が気になるのではないでしょうか。

深夜でも騒音があったり、休日にゆっくりしたくても人通りが多くて落ち着けないなど、デメリットが気になる所です。

4つ目のデメリットは、職場の人から終電を逃したから泊めてほしいと言われたり、休日出勤をお願いされることが増える、という点があります。

必ず起こるというわけではないものの、勤務地のすぐそばに住んでいるなら休日出勤でも簡単でしょうと思われてしまうことは、十分に想像できるのではないでしょうか。