400字の志望理由書には段落変えが必要か?
大学や高校へ進学する場合、推薦入学というものがあります。
この際の入試の選考方法としては書類審査から始まり面接や小論文という流れが一般的です。
またその書類審査で重視されるのが400字程度の志望理由書です。
ではこの書類の意味と書き方のコツについて紹介していきます。
推薦入学に必須な志望理由書
総合選抜、学校推薦型選抜で進学する場合、志望理由書の提出が求められることがほとんどです。
これはエントリーシートとも呼ばれるもので、どういう理由でその学校や学部、学科に入りたいのかという志望理由をまとめたものとなります。
具体的な内容としては、将来的に自分がどうなりたいのか、そしてそのためにその学校で何を学びたいのかということを書き込みます。
自分をアピールする場として捉える
この志望理由書は、希望校への願書と共に提出します。
そのため早くから準備をしておくことが必要です。
学校の先生とも相談しながら作り上げていくのがいいでしょう。
また、面接時にも同じようなことが聞かれることがありますので、その内容をしっかりと暗記、理解しておくことも合格への重要なポイントとなります。
最近では勉強の成績だけが評価されることはなく、その人物にどういった可能性があるのか、大学にとって必要かどうかという、その人自身への評価の割合が高くなっています。
そのため合否に関しての判断材料として重要なポジションにあるのです。
スポンサーリンク400字以内なら何文字でもいいのか?
指定文字数が400字以内とされている場合、その以内という範囲であれば200字程度でもよいと思いがちですが、どういった志望理由があるのかという書き手側の熱を伝えるには不十分な文字数です。
やはり400字に限りなく近い文字数が好ましいですので、最低でも9割は書く必要があります。
また注意点として、以内という指定があるのなら1文字でもそれを超えてはいけません。
そもそも段落変えは必要か?
書く際に付けるべき点として段落変えの問題があります。
そもそもそれは必要かという意見もあり、必要かどうかという点ははっきりしないものです。
ただ言えるのは、だらだらと段落変えをして見栄えをよくしようとする行為はマイナスとなるということです。
必要かどうかということではなく、しっかりと自分の主張を書き込んでいてその結果段落変えがあるのであれば問題はありません。
読みやすさ、伝わりやすさを意識するほうが重要なのです。
志望理由書は推薦入学において大きなウエイトを持つ書類です。
日頃から400字の文章を書く練習を積んでおくことと、読みやすさを考えた段落変えを意識することが重要でしょう。
最近では人柄に重きをおいた選定となります。
そこを充分にアピールしてください。
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