会話文は段落に含まれるか?

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小説を読んでいると、会話文だけ段落が変わっています。

 

意識をせず読んでいる方も多いかと思いますが、これは小説の中でのルールとして変わっています。

 

会話文は前の文章に続いていると考えるべきか、それとも別の新しい段落とした数え方をするべきなのかどちらでしょうか?

 

そもそもの段落の必要性、会話文は段落に含まれるか、またその数え方などと合わせて説明したいと思います。

段落の必要性

段落は、読み手が読みやすくなるために必要です。

 

さらに作者の意図を伝えやすくする役割も持っています。

 

小説だけでなく文章でも使われていますが、もし段落がなければ、その文章はとても読みづらいかもしれません。

 

基本的には書く内容やシーンが変わる時に使います。

 

しかし、実は段落を作る事にはっきりしたルールは無く、作者や作品によって使い方が違います。

 

書き手として使いたいが、どこに使えば良いかわからない時は、起承転結の内容が変わる箇所に使うようにしましょう。

 

読み手にとって違和感無く読みやすい文章になる事を心がける事が大切です。

会話文の使い方

小説の中で会話文を使う時ですが、まず改行し、一番始めと最後に「」(かぎかっこ)を使います。

 

この時の注意点が一つあります。

 

会話文は改行をしていますが、一番始めに一字空ける必要はありません。

 

一字空けるのは通常の文章のみです。

 

次に会話文の最後は 。」 という形ではなく、 」 のみで終わらせます。

 

そして最後に次の文章を書き始める時はまた改行します。

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ここで説明した使い方に関しては、あくまで基本的な使い方です。

 

必ずこの方法を使わなければならないということはありません。

 

中には改行しない場合や最後を 。」 で終わらせる場合もあります。

数え方

基本的に会話文は前後の文章と改行して使われています。

 

前の文章に含まれるか否か、どちらでしょう。

 

改行しているので別の段落と感じてしまうかもしれませんが、基本的に会話文は前の文章に続き、前後の文章の一部とした数え方をします。

 

しかし、例外があります。

 

会話文が冒頭にきた場合です。

 

その場合では後の文章を含めた一つの段落とした数え方をします。

 

つまり、ある会話文がどの段落に含まれるか?という質問や問題があった場合は前後の文章を読んで判断すべきです。

 

会話文を1つの段落とするか、もしくは前後の文章に含まれるかわかったでしょうか。

 

パッとみてわかるものではなく、しっかりと文章を読んだ上で内容が変わっているか等の判断をしなければなりません。

 

多少の読解力が必要となりますが、含まれるか判断すること決して難しくはありません。

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