読書感想文を原稿用紙5枚書く時の段落構成とは。

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長期休みの間に読書感想文の課題を出す学校は多いでしょう。

 

しかし、中には読書感想文が苦手で何をどう書けばいいのかわからないという方もいるようです。

 

段落構成を事前に考えてポイントを押さえれば、文章が書きやすくなり読みやすい読書感想文に仕上がります。

 

今回は原稿用紙5枚の場合で説明しますので、読書感想文に悩んでる方はぜひ参考に読んでみてください。

なぜ段落構成が必要か

段落構成をあらかじめ考えておくことで文字数の配分ができます。

 

また、どこにどんな文章を書いていくかの計画を立てることで、感想文で言いたいことや、本を読んだことで学んだことなどの最も大切な部分を書きもらすこと無く読み手に伝えることができます。

段落構成

読書感想文を書く時は基本的には、きっかけ、あらすじ、自分の感想、本を読んで得たもの、の順で書いていくと良いでしょう。

 

さて、原稿用紙を5枚書く場合ですが、本を読む前から読書感想文は始まっています。

 

読書のきっかけとなった「あなたがなぜその本を選んだのか」の理由を原稿用紙の1枚目に書きます。

 

もともと好きな作家であったり、ジャンルの本であればなぜその作家が好きなのか、この作品を読む前に惹かれたポイントを書くと良いでしょう。

 

次に本のあらすじをわかりやすく端的に伝えましょう。

 

登場人物や物語の設定、主人公の目的や抱えている悩みなど、あなたがどんな本を読んだのかが感想文を読み人にもわかるように書きましょう。

 

1枚目の前半くらいを使って書きます。

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そして最も大切な自分の感想を書きます。

 

映画を見た後にどんな話だった?と友達に聞かれたとして、ただ面白かったと答えるのでは話が終わってしまいますよね。

 

感想文でも登場人物のこんなところが魅力的だった、世界観が壮大だった、敵を倒すまでの冒険にハラハラした、など物語の持つ魅力を伝えられるように書きましょう。

 

2枚目の後半と3枚目、4枚目の後半に差し掛かるくらいの文章、全体の半分以上を感想でみたしましょう。

 

うまく思いつかない時には印象に残った部分を抜き出してそこから考えを深めたり、登場人物と自分を重ねてみても良いでしょう。

 

最後にまとめとして4枚目の後半から5枚目に、この本を読んで学んだことを書きましょう。

 

生活に役立てたい、こんな風になりたいと思ったなど、本を読む前とあとであなたに起きた変化や考えさせられたことを書くと良いでしょう。

もう一つ上のテクニック

本に普段触れない人なら、この本を読んだことでもっとたくさんの本を読みたくなった、という流れにできると読書感想文としてきれいにまとまります。

 

長い本を読むときは本を読んでいる中ですごいと思った場所に付箋をつけたり、メモをとって感想文を書く材料を増やすのも良いでしょう。

 

ここまで出来ると原稿用紙5枚は苦なく書けるでしょう。

 

読書感想文を5枚書こうと思っても、慣れていないととても憂鬱な課題になりかねません。

 

書いた後の文章を読む人がいることを意識し、しっかり段落構成を考えることでサクサク進められるようにしたいものです。

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